特定の波長域の光を取り出すことができるフィルターです。透過帯域では非常に高い透過率が得られます。
透過帯域から少し離れると、急峻に立下り、透過帯域の近傍はほとんど透過しません。吸収が小さい誘電体多層膜を使用しているので、透過率が高く、効率良く指定の波長を分離することができます。干渉フィルターは金属の枠に固定されているので、ホルダーへの固定や素子の取扱いが容易です。325nmの紫外から1064nmの近赤外までの多数の波長の中から、フィルターを選定することができます。遮断帯域を広くした干渉フィルター(VPF)もご用意しております。※干渉フィルターの特性は入射角度に依存し、光軸に対して角度が傾くと中心波長が短波長側へ移動し、透過率も減少します。※光軸に対して平行光または、平行光に近い光を0°入射してください。※半値幅が狭くなるほど角度依存性が大きくなります。