調整ネジの操作方向を上にすることで、ホルダーの調整に取られるスペースをホルダーの周りから無くしました。ホルダー同士を近接させて設置することができ、光学系を非常にコンパクトに納めることができます。
ビームスプリッターやミラーが色々な向きに配置される光学系でも、ミラーホルダーの操作方向を全て上方向に統一することができ、光学調整の作業性が向上します。上方にツマミが付いたツマミタイプと、装置組込みなどに使用する、設置後は調整しないツマミなしタイプがあります。ビームスプリッターを使用するときに、45度入射に配置しても、透過ビームは大きな有効径が得られます。ジンバル機構なので、微調整してもミラーの中心位置は変わりません。調整後に調整ネジを動かしたくない場合、裏面のセットビスで調整ネジを固定することができます。ホルダーの両側面にも取り付け穴(M4-2箇所)があるので、横操作のホルダーとしてもご使用できます。M6ネジで固定するための各種プレートをご用意しています。ホルダーの側面M4のタップ穴を使って、ポストスタンド(PST-**)に取り付けられます。※調整ネジをクランプしても、ミラー枠は完全に固定されません。※衝撃や強い振動が加わるとミラー枠が動く場合があります。※ホルダー下面にはポストスタンドやロッドの取り付け穴がありません。※上操作の状態でポストスタンドに付けてご使用になる場合は、専用のプレートをご使用ください。※ツマミなしのタイプには調整用の工具は付属されておりません。※ご所有の六角レンチを使ってご調整ください。※ボールレンチセット(SKB-JBX6)をご用意しております。