定電圧定電流可変電源キットのレビュー
- 用途:
- 小物のメッキ用電源
- 対象商品:
- 08504186
作るだけなら電気的知識は殆ど不要。
はんだ付けが出来るのなら簡単に作れます。
電気的知識が多少あればパワーアップも出来ますが、問題は放熱。
良く使うのなら、しっかりとした電源をお勧めしますが、ちょっとした小物(表面積が100CM2以下)ならこれでも十分に可能です。
乾電池代わりと考えた方が良いですね。
- 用途:
- 電子機器のテストに使用
- 対象商品:
- 08504186
普通に作ると最大出力はDC14v/0.4Aですが、自己責任でDC15v強/1A以上にしました。
出力電圧をDC15v強にしたい場合は、R6を220Ωに変えると良いです。
VR1・VR2を変えるより簡単です。
シリコンキットに聞いたら、開発者がいないのでサポートは簡単なことしか出来ない(分からない)との事でした。
負電源を生成するのに共振回路(Tr/C/R)を使用していますが、共振ノイズ対策が甘く、LM317と3端子レギュレータ7908(負電源用)に依存しているように思えます。
共振回路を使うなら、C4コンデンサは470uFから1000uFに変えてセラミック104を並列追加が良いと思います。
C9もセラミック104を並列追加した方が良いと思います。
私は、トランス電源から正負電圧を取り出す事にしました。
定電流を使って、分流器の作成にも使えます。
デジタル電圧・電流計がネット通販でありますが、電流計の方が200mAまでしか測れなかったり200uAまでしか測れなかったりするのを、分流器を使って2Aや20Aまで計れる様にするのに便利です。
個人的にユニバーサル基板を使い、かなりカスタマイズしました。
ネットで定電圧定電流回路等で検索すると色々な回路が紹介されています。自力で作れる人はこのキットは高いだけになりそうです。
今は良いICが沢山ありますので。
定電圧定電流のキットですので、充電式電池(2次電池)の充電にも使えますが、過充電防止回路が必要です。
過充電回路もネットで調べると、回路図等がヒットします。
マニュアル(取説)に1Aまでの出力電流の改造方が書いてありますが、充電池に使う場合は、充電池の種類により出力電流を変えなければなりません。
- 用途:
- 作業場の定電圧に使用
- 対象商品:
- 08504186
昔の記憶を呼び戻しながらの作業で、抵抗の色表示に少し手惑いましたが、どうにか完成できて問題なく使用できています。