イリジウムの性能を極限まで高めたレース専用イリジウムプラグ。
0.8mm角オールプラチナ接地電極。従来のスパークプラグの接地電極に使用されているニッケル合金に比べ、プラチナは融点が高いため、レースの激しい走行条件でも、接地電極が溶けるトラブルや消耗が少なくなります。また、0.8mm角のプラチナ合金を溶接し、曲げ加工せずにギャップ成形しますので、残留応力がなく、耐久性が向上します。(RU01は除く)
0.4mm径極細イリジウム中心電極。高融点材「新イリジウム合金」をさいようすることにより、中心電極先端を超極細化。飛火電圧を低減、着火性能を大幅に向上させました。(RU01は除く)
シリコンオイル塗布。レース車両にとって、スタート前のかぶり・カーボンの付着は致命的。それを防止する為に、碍子にシリコンの撥水性により、碍子表面の水分とカーボンを遊離させプラグの絶縁性を低下させません。
火炎洗浄ポケット。中心電極と碍子のクリアランス先端部全周に小さな隙間を設けました。くすぶったりかぶった時にカーボンを焼き切り、絶縁を回復させます。
レース専用碍子。幾多のレース走行を繰り返して開発した新強化碍子を採用、従来碍子より約20%強度を向上させました。
ハウジング端面面取り。異常燃焼に対する耐性向上の為、ハウジング端面の面取りを大きくしました。多少のセッティングのズレもカバーしてくれます。又、残留ガスの排出や、新規ガスの流入が容易になり、セルフクリーニング性能が向上するためくすぶりにくい構造となっています。
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