2ページ目: コンプレッサーオイル

圧縮空気の吐出温度が160℃以上の高温となる(高圧縮型)往復動式空気圧縮機に適した、シリンダ・システム兼用の圧縮機油です。 シリンダ部では、吐出弁へ付着するカーボン量が少なく、かつナフテン系鉱油の特長である生成カーボンが軟質であるため除去されやすく、圧縮効率の低下を防ぎます。 システム部においても、抗乳化性・水分離性に優れています。さび止め性・消泡性に優れています。

潤滑油。一般的なレシプロタイプ(往復運動型)のコンプレッサー用オイルです。カーボンの精製を抑え、錆びやすいシリンダー内部の錆を防ぎます。

フェアコール RAは、圧縮機の厳しい使用条件を考慮した各種の高温酸化試験において、従来の市販品以上の酸化寿命を確保した高性能回転式空気圧縮機専用油です。各メーカー機種による広範囲な実機フィールドテストにおいても使用途中でのスラッジ生成によるトラブルやオーバーホール時のクーラー付着スラッジが少ないことが実証されています。フェアコール RAは、高粘度指数基油の採用により、粘度に対する温度変化が小さく、良好な潤滑性、シール性を保持できます。とくにフェアコール RA 32は低温時の動粘度が低いため、より小さな力で起動できます。回転式空気圧縮機では空気中の水分が凝縮して使用油中に混入することは避けられませんので、ドレン(凝縮水)の排出を容易にするためには優れた水分離性が必要です。フェアコール RAは、広い温度範囲で優れた水分離性を示しますので、使用油の乳化や排水への油の流出などのトラブルが防止でき、管理が容易になります。フェアコール RAは、優れたさび止め性能を有しており、持続性のあるさび止め効果を発揮します。運転時の負荷変動によるタンク内潤滑油のあわ立ちは圧縮機の正常運転の妨げになります。フェアコール RAは、表面あわが少なく、また、あわ切れ性にも優れており、あわ立ちによるトラブルを防止します。作業室内での油の臭気が問題にされることがありますが、フェアコール RAは着臭原因となるような成分を含みませんので不快臭を防止できます。

実機テストにおいて、メーカー品スクリュー 32比で4倍以上、スクリュー 32X比で2倍以上の寿命を有し、大変、熱・酸化安定性に優れています。 この極めて長いオイル寿命より、オイル費用の削減・廃油量の削減・メンテナンスの軽減等を図ることができます。 空気圧縮の際に発生する凝縮水を速やかに水分離します。 圧縮機のオイル回収タンク内では攪拌により、泡が立ちやすくなっております。コスモスクリュー 32Sは、泡が立ちにくく、泡が立っても、速やかに消泡します。 耐摩耗性添加剤の配合により、圧縮機の潤滑部の摩耗を防止します。 圧縮機系統での各部のさび・腐食を防止します。特に銅製のオイルクーラーへの悪影響(銅イオン溶出)を防ぎます。

稼慟中に使用することにより、ワニスやカーボン残さなどの除去が可能。

耐摩耗性に優れ、摩擦係数が低い。 酸化安定性に優れ、スラッジの生成が少ない。 NSF H1に登録。