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レインウェアの素材の種類

作業現場に合わせてレインウェアの素材を選べば、価格と機能のバランスが取れます。低価格で雨を防ぐことを目的にするのか、防水機能だけでなく透湿性も兼ね備えるかで選ぶ素材が変わるのです。素材別の特長を理解して、使い分けてみましょう。

耐水生地

P.V.C樹脂コーティング

ポリエステル基布の表面に、塩化ビニール樹脂をコーティングした生地です。低価格のレインウェアによく使われています。特に市販のレインウェアにも多く使われ、ポリエステル基布よりも、高い防水性や耐久性があるのが特長です。 黄色に変色しにくく、白色レインウェアが求められるシーンにも最適でしょう。

またナイロン基布に、塩化ビニール樹脂をコーティングしたものもあります。P.V.C全般のメリットは、海水にも強く強度があることです。デメリットは重いことや劣化したら剥離しやすい、数年程度の耐久性、透湿性はないことが挙げられます。

ポリウレタンコーティング

ナイロン基布に、ポリウレタンコーティングをした生地もあります。P.V.Cに比べて軽量で肌触りは柔らかです。デメリットは耐久性に不安があり、保管方法によって数回の使用のみで劣化する、透湿性がないことなどが挙げられます。

透湿耐水生地

全体として防水機能と透湿性を持ち、湿気を逃がし蒸れを防ぎます。たとえば、高孔質タイプは無数の小さな穴が開いた薄いフィルムをラミネートした素材です。透質性に優れており、汗をかいても蒸れずに快適ですが、微小な穴が詰まると機能が低下します。

ナイロン基布に多孔質ポリウレタンコーティングしたものは、軽量でしなやか。しかし、数回でダメになってしまうことがあります。裏面66ナイロントリコットの三層品になると、メッシュがなくてもベタつきません。 ナイロン基布を約1.5倍の糸の太さにしたものは、通常のタフタに比べて厚みがあり、強度を保てます。ほかにも糸の太さを3倍にして織ったナイロン基布は、厚みがあるのでしなやかさにかけますが、強度重視の場合に最適です。

続いてナイロン基布を多孔質ポリウレタンコーティング、裏面66ナイロントリコットで三層にしたものもあります。ちなみにナイロン基布に合撚糸伝導性微粒子カーボンを織り込み、多孔質ポリウレタンコーティングすると静電気が起きにくいのですが、防爆性がなくなるので注意しましょう。

さらに三層品で、ポリテトラフルオロエチレンをナイロン基布の裏に貼り、ナイロントリコットを貼り合わせてクラスを高めたものもあります。裏地の付いた三層では45,000mmの耐水性で透湿度13,500g/ m2-24h、裏地が無い二層で透湿度15,000g/ m2-24h程度に対応するという最高品質です。

最後に無孔質タイプは、穴を開けなくても透湿性に優れ、目詰まりがありません。高防水性と透湿性に優れています。ウレタン系の基布にコーティング加工をした素材については、価格が安いのが特長で蒸れやすいのがデメリットです。

溶接耐水生地

糸で縫製せず、高周波ウェルダー溶接加工で作る生地で、縫い目からの防水性が高いです。ポリエステル基布に特殊なP.V.Cを厚くコーティングしたものは、水がしみこむことはなく、高い強度があります。しかし、重量がややあるのがデメリットです。

P.V.C樹脂をフィルム状にした生地は、安価というメリットはありますが、1枚でつくるため強度が弱くなります。強度を高めるなら、ポリエステルの糸をP.V.Cフィルム2枚で挟みこむ方法がありますが、コストが高いです。 この場合のデメリットは、重量があってベタつく不快感が出ることでしょう。

<まとめ>

レインウェアの低価格のものはビニール製で便利です。その一方で耐久性が劣ってベタつくデメリットもあります。透湿性を高めるなら透湿耐水生地を選ぶなどとして、シーンを考えた商品を探すようにしましょう。なお、防水性能を高めるなら糸で縫わないタイプがおすすめです。