サーペンタイン(1本掛ベルト)はオートテンショナにも大きな負担を掛けてます。オートテンショナは自動車用エンジンのオルタネーター、ウォーターポンプ、エアーコンプレッサー等の補機を駆動するリブスターベルトに、バネの力で張り(張力)を自動的に与える部品です。オートテンショナーが故障し、ベルトが外れるとエンジンは停止してしまいます。
ウォーターポンプは、エンジンを冷やすクーラント(冷却水)を循環させる役割を担う大切な部品です。
エンジンの熱で高温になったクーラントはラジエーターで冷却され、再びエンジンへ戻されます。ウォーターポンプはラジエーターとエンジンの間に配置されており、プーリーを介してタイミングベルトやファンベルトにより駆動されることでクーラントを強制的に循環させる働きをしています。
メーカートヨタ
テンショナーベアリングはベルトによる外輪駆動方式が特長で、テンショナーベアリングはスラックサイド、アイドラーベアリングはタイトサイドへ位置し、エンジン仕様により様々な種類があります。
金属チェーンに比べ、低騒音化を実現します。動力の伝達効率が高いため、伝動ロスが軽減できます。高温環境においても高い耐久性を有します。
用途自動車用エンジンのカムシャフト駆動用ベルト
タイミングベルト用のテンショナーベアリングです。
チェーンやギヤの欠点を克服した同期伝動ベルトです。特に小ピッチのベルトは、精密機器・情報機器に適しています。高効率で高速伝動ができます。チェーン・ギヤに比べ低騒音です。メンテナンスフリーです。軽量で薄く、屈曲性にもすぐれているので、コンパクトな設計ができます。標準ベルトは、-30℃~+90℃の範囲で使用でき、導電性能もあります。
ベルト形XL
ベルト幅(mm)9.5
歯ピッチ(mm)5.08
材質(ベルト)ゴム
ベルト呼び幅037
使用温度範囲(℃)-30~+90
高さ(mm)2.27
種類タイミングベルト
最大速度(m/sec)30
最小プーリ径(mm)16
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