それぞれの汚れの除去に適したおすすめ製品は?
雨染み・水垢の場合
汚れの原因
雨には大気中のチリ・砂ほこり・花粉・黄砂・PM2.5などの不純物や化学汚染物質が、また洗車に使用する水道水や井戸水にはミネラル成分が含まれています。
車体を濡れたまま放置してしまうと水分は蒸発し、汚れやミネラル成分はそのまま魚のウロコ状、または白いスポットのような跡としてガラスに残ります。

おすすめ製品
- 研磨シート
- ガラスを傷付けない特殊な研磨砥粒が採用されています。水で濡らして磨くだけの為、非常に作業性が高く、マスキング等の事前準備も不要な為、必要な時に素早く作業することが可能です。
- コンパウンド・ケミカル品
- 長年蓄積された頑固な汚れにおすすめです。

油膜の場合
汚れの原因
水分と排気ガスが混ざって付着したり油分を含んだ雨などを浴び、シリコン系のボディコーティング剤などが劣化し雨によって溶け出す事などが原因で、ガラス表面上に油膜が形成されます。

おすすめ製品
- コンパウンド・ケミカル品
- コンパウンド・ケミカル品は、ケミカル処理により自動車ガラスに関する幅広いお悩み事に対応するできます。特にガラス表面で化学反応を起こす酸化セリウム配合のガラス専用コンパウンドは、油膜・コーティング・微細な傷の除去に最適です。その一方で、車体塗装面に影響が出ないよう、マスキングテープやフィルムなどを使用し作業箇所以外を保護するなど、前後処理を必要とします。

曇り・くすみの場合
汚れの原因
水分と排気ガスが混ざって付着したり油分を含んだ雨などを浴び、シリコン系のボディコーティング剤などが劣化し雨によって溶け出す事などが原因で、ガラス表面上に油膜が形成されます。

おすすめ製品
- クリーナー類
-
ガラスクリーナーは、手垢や皮脂の汚れによる曇り・くすみ・ほこりの除去に最適です。特にムース・泡状のガラスクリーナーは垂れにくく、汚れを浮き上がらせる効果があり作業性に優れます。
作業後すぐに運転する場合は、拭きムラも起こりにくく、スッキリと拭き上げることができる製品がおすすめです。

自動車のガラス汚れメンテナンス製品 比較表
自動車用ガラスメンテナンス製品の種類は、研磨パッド・コンパウンド/ケミカル品・クリーナー類が一般的です。
![]() 研磨パッド |
![]() コンパウンド ・ケミカル品 |
![]() クリーナー類 |
|
雨染み ・水垢 |
◎ | ○ | × |
油膜 | △ | ◎ | ○ |
曇り ・くすみ |
× | × | ◎ |