PCL86シングルステレオパワーアンプキット
オーディオ用として設計された真空管PCL86(14GW8)を使用。内部基板上のジャンパーを切り替えれば、ヒーター電圧の異なるECL86(6GW8)を使用できます。
電源は12VのACアダプターを使用。本体内の昇圧インバーター回路により真空管用B電源を作り出すことで、ハムノイズを極限まで抑え、伸びやかでクリアなサウンドを実現いたしました。
CDケースサイズのコンパクトな筐体に初心者もマニアも楽しめるこだわりの回路と機能を凝縮。
わずらわしい配線もなく、初めて真空管アンプを組み立てる人にも安心な工夫が満載です。
【切換によりECL86(6GW8)も使用可能】
内部基板上のジャンパーを切り替えるだけで、ヒーター電圧が異なるECL86(6GW8)を使用することも可能です。
【電源ハムを完全追放】
電源は12VのACアダプターを使用し、本体内での昇圧インバーター回路(125kHz駆動)で真空管用のB電源を作り出すことにより、電源リップルや、電源トランス~出力トランス間の電磁誘導によるハムノイズを皆無にしました。
また、入力電圧100~240V対応のACアダプターを採用しましたので、海外でもプラグ形状の変更だけでそのまま使用できます。
【音質へのこだわり】
出力トランスは本機のために新たに何度も試作を重ねて特性を改善。カップリングコンデンサには無誘導構造のPPフィルムコンデンサを採用しました。
また、放熱を妨げないで真空管を側面と上からグリップして不要な震動を抑え込む、やけど防止を兼ねた制震プロテクターを開発し、標準装備としました。
スピーカターミナルはネジ式のバインディングターミナルを採用、バナナプラグも使用可能です。入力ジャック(RCAジャック および 3.5mm3極ジャック)は金メッキ仕様です。
【マイコンによる電源管理】
マイコンを搭載して、ヒーター電源のソフトスタートの後、整流管のようにB電源を遅延+ソフトスタートという、真空管に優しいシーケンスを実現しています。
また、異常監視も行なって安全性の確保もしています。
管球パワーアンプでは、出力管の故障、ソケットの接触不良、はんだ付け不良等で出力管のプレート電流が制御不能となった場合に真空管や部品が焼損したりすることがまれにありますが、本機ではマイコンが重要な6点の電圧を監視しており、異常があればヒーター・B電源とも遮断し、異常のエリアをLEDの点滅で知らせます。
【感度が異なる2系統の入力端子】
通常のRCAジャックによるLINEレベルのための入力に加え、ポータブルプレーヤーのヘッドホン出力にも対応した高感度の入力端子を3.5mmジャックで前面に設けました。(両入力はミキシング)
【従来のTUシリーズからデザイン一新】
信号系は入力段、出力段とも管球式で本格的ながら気軽に楽しんで欲しいと願いを込めて、幅14cm、奥行14cmという非常にコンパクトな筐体に収めるとともに、操作部は1ノブだけのシンプル構成でどなたでも直感的に操作できるようにしました。筐体色はノーブルメタリック(ライトグレー系シルバーメタリック)です。
【工作の難易度も手軽に】
はんだ付けキットですが、すべての回路要素を基板上に実装し、面倒で失敗しがちなワイヤー配線を一切なくしました。大人の工作教室(ワークショップ)などにも利用していただきやすいキットです。組み立てしやすくバラしやすく、メンテナンス性も抜群の構造です。
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商品レビュー
- 対象商品:
- 11659962
- 用途:
- BGMリスニング
特に真空管だから、ということは全くありませんでしたが、アンプが必要となり組み立てが面白そうなので購入しました。パーツを組み上げて電源を入れるましたが、結線の異常か音が出ません。もう一度配線図と睨めっこしながら確認しますが、すべてのパーツが定位置についているようです。半田付け不良のようでもう一度要所要所にコテを一通り軽く当ててみるときちんと動作しました。まあ、DIY製品なので失敗も織り込み済みといったところでしょうか。音質など語る耳を持っておりませんが、音には満足して使っております。
よくあるご質問(FAQ)
- 質問:
- 製品の安全データシート(SDS)や有害物質使用制限に関するデータ(RoHS)等の書面が必要ですがどうすれば良いですか。
- 回答:
- お手数ですが下記URLのお問合せフォームよりご依頼ください。
お問合せ種類 *必須の中から必要な書類をお選びご依頼ください。
https://help.monotaro.com/app/ask
書類名)
1:SDS(MSDS)
2:RoHS(2)
3:非該当証明書
4:ChemSHERPA
5:その他(ミルシート・出荷証明書)