KOTOのハブプーラーはネジ込み部分がプーラー本体と別構造になっていて、5mmほど軸方向にスライドするようになっています。
多くのハブプーラーはネジ山とプーラー本体が一体構造となっているため、原則としてスプラインに軸力を掛けることしか出来ず、ネジ頭をハンマーで叩く使い方をするとプーラー側のネジ山を痛めたり、ネジ頭が潰れたりしやすいのですが、このプーラーは最初から頭をハンマーで叩く前提の作りになっているので、石頭ハンマーやスレッジハンマーのような非常に重いハンマーで思い切り叩いても問題ありません。
乗用車レベルならこれで外れなかった事はないのですが、これでも外れないようなら、おそらく油圧プレスに掛けても外れることはないでしょう。アセチレンバーナーを扱える熟練した整備士に取り外しを依頼するしかないと思います。