注意
※容器のキャップを取る時噴出す場合があります。ウエス等で覆い、ガスを抜いてからキャップをお取り下さい。特に気温の高い時、室内等で温度の高い時は内圧が上昇していますので確実に実行して下さい。
※はく離槽の材質は、ステンレス鋼(304、316)またはポリエチレン製が最適です。
※はく離槽内に適合した材質の籠(バケット)を用意し、この中に被処理物を入れ籠のまま浸漬し、はく離を待って引き上げると能率的です。
※取扱の際は、手袋、保護眼鏡、エプロン等の保護具を着用して下さい。皮膚に付着しますと刺激痛があり、火傷のような脱水症状になる場合があります。
又麻酔性のある有機溶剤を含有していますので、使用・取扱場所は風通しのよい場所か、必要な換気装置を設置して下さい。ガスは重たく下に溜まりますので、ピット内では換気は欠かせません。
※作業時以外は槽にフタをして蒸発を防いで下さい。
※槽内に塗膜カスが増えますとはく離力が低下し、液寿命を短くします。定期的に塗膜カスを除去して下さい。
※ほとんどのプラスチック、ゴム類を侵す傾向があります。被はく離物の素材を確認して下さい。
又はく離作業個所周辺の構築物等も確認して下さい。
※水洗時に規制対象物質ジクロロメタンが混入される場合があります。
回収されたはく離塗膜と使用済みはく離剤は有資格産業廃棄物業者にて処理願います。※こちらは製品の性質上、気温が上昇すると缶が膨張する仕様となっております。
※蓋をあける際には噴出にご注意ください。開封時はウエスなどで覆っていただき、ゆっくり行っていただきますようお願いいたします。