使いやすいのですが、もう少し量がほしい。
貴重なご意見、ありがとうございます。
ご意見はメーカーに申し伝え、品質改善の参考にさせていただきます。
ホンダDioチェスタのプーリーフェイスとボスが固着する現象が起こり、発進から速度変換が出来なくなる現象が出現。
原因特定に二ヵ月以上掛かり、ショップやネット上の質問等でアドバイスを受け、ウエイトローラー、Vベルト、クラッチシュー、クラッチスプリング、トルクカムを何とか自力で新品パーツに交換したが変速出来ずの現象は全く治らなかった。
そこで、自動遠心クラッチが正常に動いていないと検討を付け、ばらしてびっくり。
何とプーリーフェイスと軸受のボスが錆で固着していたのを発見。
ボスを外すのに金槌で叩きださなければ抜けない状態で固着していました。これでは、回転や左右に自由に移動出来るはずも有りません。
そこで、プーリーフェイス軸受部とボスを金属磨きで徹底的に磨いて錆を取り、今回入手したモリブデングリスを塗布して装着したところ、物の見事に変速可能になりました。
本来、ボスにはVベルトが動き回り、油性分厳禁なのですが、プーリーフェイスが滑らかに動く為にはプーリーフェイスの軸受部とボスに最低限の油分が必要と思い塗布しました。
一度錆が回ったプーリーフェイスはいずれ又錆が来るようなので、今回は新品部品を入手して交換の上、このグリスを塗布して装着しましたので、発進直後からの変速物凄く滑らかになり、高速へのスピードアップが抜群になりました。
このブリスを使用したことにより、恐らく廃車まで変速不能になるような事態は避けられると共に、耐熱160度の高級タイプのグリスを使用した事で精神衛生に良いと考えています。
時折、発進からの速度変速が出来ない質問が見受けられますが、ご参考になれば幸いです。