サイクロ減速機の心臓部品である「曲線板」。インボリュート歯車と異なり、独自の滑らかな曲線(エピトロコイド平行曲線)を持っています。
内歯車にも独自の円弧歯型を採用、歯の折損が無い、滑らかな転がり接触を可能にしました。
内接式遊星歯車機構とこの独自の円弧歯型の組合せは少ない減速段数で高い減速比を得る事、つまり高効率と高減速比の両立を可能にしました。
噛み合い率がインボリュートギヤの2〜3倍高く、衝撃荷重が発生しても多くの歯で分散して吸収する為、タフで長寿命な減速機です。
減速機部の材質は耐摩耗・耐疲労性に富む高炭素高クロム軸受鋼を使用しています。