球面アクロマティックレンズ(DLB)より表面品質を1ランク下げた製品です。望遠鏡のレンズや顕微鏡の結像レンズなど、高い表面品質が要求されない光学系に使用できます。
表面品質以外の仕様はDLBとほとんど変わりません。レーザを使った高精度な実験に使用する場合以外はこちらのレンズをお勧めいたします。可視光全域で焦点距離のズレが小さく、収差が最小になるように、最適化されています。軸上物点の収差だけではなく、軸外のコマ収差や非点収差に対しても補正されています。※アクロマティックレンズは無限遠にある像を焦点に結像させる場合、または、点光源を平行光にする場合にご使用ください。※近距離の結像などに使用した場合、十分な光学性能が得られません。※アクロマティックレンズには平行光を入射させる向きがあります。※曲率半径が小さな面(矢印が指している面)側から平行光を入射させます。※反対側から平行光を入射させると、色収差や球面収差が発生し、集光スポットが大きくなります。