穀類水分計

ライスタシリーズは多くの検査機関で採用されています。 ライスタf2はわが国の米麦検査体系の大きな変化、いわゆる「民間検査機関等」による米の検査に適応する水分計です。

ライスタ f は、皆さまから数多く寄せられた従来器に対するご意見・ご要望を取り入れ開発されました。 あらゆる角度から従来器を再検討し、改良すべき点は改良し継承すべき点は継承し、ライスタ f として完成いたしました。 より使いやすく、より丈夫にと各部に磨きをかけ、測定器としての信頼性と使い勝手の向上を図ることに開発の主眼を置きました。 「安心の継承」、それがケツト ライスタ f です。

農産物検査規格指定の電気水分計・電気式穀粒計です。 検査対象外の穀類の水分・容積重も測定可能です。 測定原理には、試料の質量・温度・高周波容量を測定、演算する「高周波容量式」を採用し、一度に投入できる試料の量を増やすことで粒間の水分ムラの低減を実現しています。 したがって、品質にばらつきが見られる飼料用もみ、飼料用米の水分測定にも最適です。 なお、飼料用もみ・飼料用米は、2014年度より農産物検査の対象となりました。 生産者の方々はもちろん、検査員の方々にも安心してお使いいただける一台です。

大豆専用水分計です。

大型液晶パネルにより測定結果が見やすく、操作も簡単です。

酒造用原料精米の含水率と吸水率は高い相関関係にあり、良質なこうじ造りには、高度にとう精された原料精米が求められます。ライスタf4は、8%までの低水分測定を実現。普通米に比べ低水分の酒造用原料精米をより正確に測定できます。また、良質なこうじ造りの鍵を握る原料精米の水分管理にもお役立ていただけます。

蕎麦専用水分計です。

デジタル米麦水分測定器モイスターは、最新のマイコン技術を駆使して、高精度と同時に優れた操作性をも 追求した、新しい時代の水分測定器です。 長年にわたって培われたデータをもとに一台一台、綿密に調整されておりますので、出荷に際しても 万全で安心です。水分過多や過度乾燥を未然に防ぐため、モイスターをぜひ一台常備されますよう お勧めいたします。

無洗米は、表面加工方法の特長により通常の精米とは電気的特徴が異なるため、普通精米の電気水分計では正確な水分測定ができません。 そこで、無洗米とその原材料の玄米・精米(うるち・もち)の水分管理用に専用器「無洗米水分計PM-680」を開発しました。 一定量の米を本体に注ぎ入れると、米の高周波容量・質量・温度が測定され、マイコンでの演算処理の後「水分値」と「容積量」等が表示されます。 また、一度に投入できる米の量が多いため粒間の水分ムラが低減されます。 高品質の無洗米づくりに欠かせない一台です。

電気抵抗式でありながら30%以上の高水分測定を実現し、もみは35%、大麦・小麦なら40%までの測定ができます。乾燥施設の荷受用や刈取り適期判断用として威力を発揮し、プリンタで記録もとれます。

6種類の試料が測定対象(玄米・精米・もみ・大麦・小麦・はだか麦) バックライト付き液晶。画面は視認性の高いバックライト付LCD。 防塵に優れたシートキー。 測定原理に電気抵抗式を採用した米麦水分計です。 1台で6種類の資料が測定でき、電気抵抗式では比較的難しいとされる高水分の試料の水分測定が可能です。 もみなら35%、大麦・小麦なら40%までが測定範囲となります。 ハンディタイプの米麦水分計ライスタ・シリーズに比べ、多めの試料を内蔵の粉砕器で粉砕し測定しますので、試料表面と内部との間に水分差の場合でも、正確な測定が可能です。 また、測定頻度が高い使用環境を考慮し、高耐久性を備えノイズ対策も施しており、さらにオプションのプリンタで記録も残せますので、乾燥施設の荷受・干渉業務用・刈取り適期の判断用として最適です。

1台で国産米、外国産米どちらも測定可能。 自動殻温補正機能。測定部周囲の温度と使用との温度差を感知し、温度差による誤差を自動的に軽減します。 バックライト付き液晶。画面は視認性の高いバックライト付LCD。 防塵に優れたシートキー。 米麦水分計のスタンダード器であるPB-1D3をベースとした、輸入米の水分測定が可能な米殻用水分計です。 ハンディタイプの米麦水分計ライスタ・シリーズに比べ、多めの試料を内蔵の粉砕器で粉砕し測定しますので、試料表面と内部との間に水分差がある場合でも、正確な測定が可能です。 また、測定頻度が高い使用環境を考慮し、高耐久性を備えノイズ対策も施しており、さらにオプションのプリンタで記録も残せます。 世界各地の産米が流入する状況に対応するため、測定頻度が高いと思われる各国産の短～長粒種を測定対象とし、加えて国内産の玄米・精米も測定可能です。 米の国際化に対応する、米の品質管理の世界基準を担う1台です。

HX-700は電気抵抗を応用した牧草水分計で、乾燥中あるいは貯蔵中の牧草に、棒状のセンサを挿入するだけで水分(%)を表示します。牧草貯蔵時の乾燥不足は発酵腐敗の原因となりますし、過乾燥は品質の低下を招きます。また、牧草飼料の取り引きにおいては、水分による質量の増減は重要な問題です。このような問題を解決したいという業界のニーズに、開発されたのがHX-700です。貯蔵時の水分管理・取り引き時の水分検査にお役立てください。

近年、米粉は小麦粉に代わる食材として、パン、お菓子、麺といった用途に利用されるようになり、需要が急増しています。米粉のもつ食感や独特の甘さで人気を博しているばかりか、国内の食料自給率向上につながる食材としても注目を浴びており、用途拡大が進められています。米粉水分計PR-900は、米粉の水分と原料となる精米の水分も簡単かつ迅速に測定できます。米粉を扱う製粉工場、食品産業での品質管理に欠かすことができません。

PQ-520は、試料を一粒ずつ高速に、しかも連続的に測定する水分計です。このような測定方式をとることで多量の試料の水分分布を正確に知ることができ、乾燥調整の不足などによる水分ムラを防ぐことができます。

PM-630はそばの水分と容積重の測定に特化した器械です。測定対象は、一般の玄そばに加え、近年需要が拡大している「だったんそば」のだったん玄そば・だったんそば米・だったんそば粉が含まれます。試料は粉砕などの前処理が不要です。農産物検査指定のそばの電気式穀粒計として認められている唯一の器械です。

生産農家の方々のニーズにお応えして設計された米麦水分計です。もみ・玄米・小麦の水分がカンタンな操作で求められます。試料粉砕方式ですから、乾燥直後のもみのように表面と内部との間に水分差がある場合でも、より正確に水分を測定することができます。また、もみは35%、小麦は40%までの高水分が測れますので、刈取適期の判断用としても実用的です。SP-1D3は、めんどうな調整をする必要がなく、手軽に測定が行える水分計です。

外国産米の水分測定の要求に応え、ライスタf5では外国産の玄米と精米の測定に主眼をおきました。国内産玄米・精米のほか、各国産の短粒種・中粒種・長粒種を測定することができます。米の国際化にも対応する水分計です。

各種穀物や種子を試料カップから本体に投入するだけで、試料の高周波容量を検出し、質量補正を行い水分値に換算します。 穀類・種子など多種類の検量線が保存されており、試料番号を変更するだけで、それらの試料を簡単に測定することができます。

お米全体の需要が伸び悩む中で、簡単・便利でしかもおいしくご飯を味わうことができる無洗米の需要は確実に伸びています。 PM-840 はTWP、スーパージフライス、BG 米、クリキ、カピカ、リ・フレなどの無洗米の水分測定を1 台でこなします。 一定量の試料を本体に注ぎ入れると、試料の高周波容量を測定し、内蔵のマイコンが演算処理して水分値を算出します。

PM-830-2は農産物検査法で指定する穀物(麦類、大豆、小豆、いんげん、玄そば)の水分測定指定検査機器です。 また、麦類は水分と簡易容積重の表示が可能です(玄そばの電気式穀粒計としては、農産物検査での使用は認められていません)。 試料は粉砕などの前処理が不要です。

米穀水分計PB-3011は輸入米の水分測定を目的とした機器です。 本器は各方面に多数の納入実績をもち、その精度と耐久性が評価されている米麦水分計 PB-1D2をべ一ス器としています。 世界各地の産米が流入する状況に対応するため、最も測定頻度が高いと思われる各国産の短粒種・中粒種・長粒種の測定が可能です。 もちろん国内産玄米と精米の測定もできます。

電気抵抗式で30%以上の高水分測定を実現しました。 もみは35%、大麦・小麦なら40%まで安定した測定ができます。 また、穀温自動補正を行いますから、面倒な調整は不要です。 乾燥施設の荷受用・刈取適期の判断用として威力を発揮します。 乾燥施設での利用を考慮し、施設特有の電気的ノイズに対する対策や、乾燥業務管理用としてプリンタ(オプション)に記録をとることもできるようになっています。

ライスタJ6-2は外国産米の水分測定を目的に、特別に開発したもので、135℃ 3時間乾燥法で測定目盛を較正した水分計です。 各種の外国産米が計れます。