9ページ目: ベアリング(軸受)

転がり軸受の中で最も多く使用される軸受です。軌道溝は、転動する玉の半径より、わずかに大きい半径の円弧になっており、玉と軌道は点で接触します。深溝玉軸受はラジアル荷重、アキシアル荷重およびこれらの合成荷重を受けることができます。構造が簡単なため、容易に精度の高いものが得られ、高速回転にも適しています。

深溝玉軸受は汎用性の高い軸受で、特に高速および超高速に適しています。 Explorer仕様の型番では精度や内部形状の最適化、特殊熱処理の採用により下記性能が向上しています。 動荷重負荷容量を向上します。 騒音・振動レベルを低減します。 摩擦熱を低減し、軸受実用寿命の大幅な延長を実現します。 接触シールにより防塵性を大幅に向上しています。

高強度で優れた耐熱衝撃性があり、急激な温度変化のある場所での耐熱耐摩耗部品として、ボールベアリング用としても使用されています。

耐摩耗性に優れた高荷重設計です。 外周部が鉄に比べ、騒音・振動吸収効果があります。

アウターレースにポリアセタール樹脂、ボールとインナーレースにはスチールを使用したプラスチックベアリングです。

ベアリングの中で最も多方面に活用されている深みぞ玉軸受。深溝玉軸受は、内輪・外輪とも軌道は円弧状の深い溝になっておりラジアル荷重、両方向のアキシアル荷重、又はそれらの組合せである合成荷重を受けることができ、高速回転にも適しています。シールド形は、金属のシールド板を外輪に固定し、内輪シール面のV溝とのラビリンスすきまを形成しています。

複列アンギュラ玉軸受は、2個の単列アンギュラ玉軸受の外輪背面を合わせ、内輪及び外輪をそれぞれ一体とした構造の軸受である。したがって両方向のスラスト負荷能力をもっている。

OKウレタンベアリングはボールベアリングの外周部に直接ポリウレタンゴムをライニングし、ベアリングの回転精度を損なうことなくウレタンゴム特有の適度な硬度や摩擦係数を活かしたウレタンベアリングです。 【MU型ウレタンベアリング(高精度品)】 MU型ウレタンベアリングは、熱硬化性ウレタンゴムによる注型品です。高精度・強接着により耐久性は抜群です。 【TU型ウレタンベアリング(標準品)】 TU型ウレタンベアリングは、熱可塑性ウレタンゴムによるインジェクション成型品です。経済性・耐久性に優れており、さまざまな分野に手軽に利用できます。TUS型はステンレスベアリング入りです。 【TUS型ウレタンベアリング(ステンレスベアリング入り標準品)】 TUS型ウレタンベアリングは、経済性、耐久性に優れた熱可塑性ウレタンゴムによるインジェクション成型品です。ステンレスベアリング入りですので錆の発生を抑えられます。食品機械や医療機器などで利用できます。

旋削形ニードルベアリングは、断面高さが小さく定格荷重の大きな軸受です。 外輪は安定した剛性を持ち、軽合金などのハウジングでも容易に使用できます。

従来の玉軸受ユニットに比べて小形・軽量で、機械設備のコンパクト化が図られている。 軸受箱にはセンターマークが付いているので位置決めが容易である。

ロッドエンドのボディの中にスフェリカルを組み込んで構成されています。ボディ材料としては主としてクロムモリブデン鋼等を用い硬度はHRC35、引張りの強さで980N/mm²{100kgf/mm²}以上といった強度を有しています。また、スフェリカルのレース材料は用途に応じて最も適したものを選定できるため3ピースロッドエンドは性能要求のきびしい箇所に広く利用されます。

アウターレースにポリアセタール樹脂、ボールとインナーレースにはスチールを使用したプラスチックベアリングです。

ソリッド(削り出し)の外輪に針状ころと保持器が組込まれた軸受で外輪両側つば又は側板によって、外輪と針状ころは、分離しない構造になっている。外輪がソリッドであるために、剛性が大きく、軸受精度も高くすることができるので高速、高荷重及び高回転精度が求められる用途にも適している。

AR形は、ベアリーFL3000のロッド材又はパイプ材から加工した商品です。この軸受はラジアル荷重のみ受けられ、内径は3mm～50mmを標準化しています。 寸法測定温度25℃

アンギュラ玉軸受は、非分離軸受で、玉と内輪・外輪との接触点を結ぶ直線がラジアル方向に対してある角度(接触角)をもっており、ラジアル荷重と、一方向のアキシアル荷重を負荷することができる。またラジアル荷重が作用するとアキシアル分力が生じるので一般に二個対向させて用いられる。

従来の玉軸受ユニットに比べて小形・軽量で、機械設備のコンパクト化が図られている。 軸受箱にはセンターマークが付いているので位置決めが容易である。

ステンレス軸受はNSK特殊環境用軸受スペーシアTMシリーズの基本製品で、主に高湿度環境用として最適です。お求め易くラインアップしました。軸受鋼より優れた耐食性。大気専用、グリース潤滑。保持器は高耐食性能、低騒音作動、長寿命化のため、ガラス繊維強化仕様。SUS440C相当材のため、磁性あり。高湿度環境等にての高耐食性能。化学溶剤に対する優れた抵抗力と安定性。SUJ2標準品に相当する低騒音作動、長寿命。

豊富な板厚バリエーションで、様々なすきま調整に対応。ベアリング調整など機械の組立時に便利です。

内輪は、熱処理後高精度な研削仕上げを施しています。 通常、針状ころ軸受は軸を熱処理・研削仕上げして軌道面として使用しますが、軸の表面を規定の硬さや粗さに加工できない場合に、この内輪を使用します。

アウターレースにポリアセタール樹脂、ボールとインナーレースにはスチールを使用したプラスチックベアリングです。

単列深溝玉軸受は、転がり軸受の中で最も代表的な形式であり、その用途は広い。内輪・外輪に設けられた軌道の溝は、転動する玉の半径より、わずかに大きい半径の円弧の横断面をなしている。 ラジアル荷重のほかに、両方向のアキシアル荷重を負荷することができます。摩擦トルクが小さく、高速回転する箇所や低騒音、低振動が要求される用途にも適しています。

独特な製造技術により多くの特長を持った含油軸受と、鋼板製ハウジングを組み合わせた軽量・コンパクトな軸受けユニットです。 ハウジングは、鋼板をプレス加工により局部的に補強しているので、剛性が高くしかも軽量でコンパクトになっています。 調心性のあるスフェリカル形軸受を使用しているので、適切な取付けが簡単でにできます。 含油軸受は、連通性のよい多孔質金属組織をもち、潤滑油の保持力が優れているので、長期間にわたり無給油で使用ができます。 汎用軸受けユニットとして幅広く使用できます。

ベアリングの中で最も多方面に活用されている深みぞ玉軸受。深溝玉軸受は、内輪・外輪とも軌道は円弧状の深い溝になっておりラジアル荷重、両方向のアキシアル荷重、又はそれらの組合せである合成荷重を受けることができ、高速回転にも適しています。シールド形は、金属のシールド板を外輪に固定し、内輪シール面のV溝とのラビリンスすきまを形成しています。

アダプタスリーブ・ロックナット・座金を組み合わせたアダプタです。 テーパ穴の軸受を軸の任意の位置に容易に固定する場合に用います。 ワッシャー・座金は記載の適合品番で交換が可能です。