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動力噴射器の使い方と注意点

動力噴射器は農薬や肥料などの薬剤を入れて、広く散布するための器具です。その特性により使用方法を間違えると、危険性が高まります。動力噴射機を使用する際は、必ず接続方法を確認し、注意点もチェックしておきましょう。動力噴射器を正しく使うための情報を紹介します。

動力噴射器の使い方

動力噴射器を使い時は、まず正しく接続しているかチェックすることから始めましょう。 接続する順番は、タンク、ポンプ、ホース、ホースリール、ヨリ戻し金具、コック、クリーナー、異型金具です。異型金具には新鉄砲、フード付ピストル噴口、スライドノズルと使用するものを取り付けます。スライドノズルの先端には、丸形噴口やスズラン噴口のいずれかを用途に合わせて使用しましょう。

動力噴射器

正しく接続できたら接続部のパッキンに傷や変形が無いか確認し、ネジの緩みやバンドの損傷がないかチェックしてください。劣化が見られるようなら使用前に交換しておくと安心です。

また、動力噴射器の燃料は2サイクルエンジンの場合は混合燃料ですが、4サイクルエンジンは混合燃料とレギュラーガソリンの両方があります。4サイクルを使用する際は噴射機の取り扱い説明書の指示に従ってください。

使用する前にはタンクに肥料や農薬を入れ背負います。セルモーターが装着されているものは背負ってからエンジンを始動させられますが、なければ背負う前にエンジンをスタートさせなければなりません。

また、噴射器はタンクを満タンにすると30kg以上の重量となります。そのため床や地面に置いた状態だと背負うのが大変です。軽トラの荷台のような場所に乗せてから液体を入れ、それから背負うようにすると腰への負担を軽くできるため覚えておくとよいでしょう。

エンジンの回転は低速と高速に分かれており、それぞれ使用用途により使い分けましょう。空運転を続けるとポンプが破損するため、使用している際に薬液がなくなったら速やかにスイッチを切る必要があります。機器によっては残量が表示されるものもありますので、確認しながら作業を続けてください。

使用時の注意点

動力噴射器には農薬や肥料などを入れて散布するため、正しい使用方法が求められます。使用する薬剤の取り扱い方法をよく読んで、用量や用法を守るようにしましょう。散布量が多すぎる場合や薬剤を間違えると薬害を起こす恐れがあるため注意しなければなりません。

使用する前には作業者の安全確保のために保護具を着用します。帽子、保護メガネ、保護マスク、保護手袋、耳栓、保護衣、作業靴などです。マスクは防除マスクが売られています。普通のマスクと比べて多少息苦しさはありますが、農薬が跳ね返っても口に入る危険性が少なくなるので安全です。 また、農薬は目に入る恐れもあるため、保護メガネもかけたほうが安心できるでしょう。

散布する場合は風上から風下に向かって作業し、気温が高くならない朝夕の時間帯が最適です。作業が終わったら服や全身をよく洗浄し、うがいをしておきましょう。薬剤の健康被害を避けるためには、作物の近くから散布するようにし、風の強い日は避けてください。

また、噴射器を使用する周りの環境にも注意しましょう。人や動物がいないことを確認し、水槽に入り込まないようカバーをかけます。屋内で使用する場合でも、エアコンやヒーター、換気扇は止めて、薬剤がほかの場所に流れこまないようにしてください。 薬剤がかかるのを避けたいものは移動または養成をし、薬剤がかかった食べ物はすべて洗いましょう。

他の注意点としては転倒の危険性を避けることが挙げられます。噴射器はかなり重いので、女性が背負うのは難しく、男性でも初心者の場合はバランスを崩すこともしばしばです。 特に水田は足元が悪く、使用には注意しなければなりません。腰に問題がある方や、転倒しやすい場所の使用などは、タンクに入れる量を調節することをおすすめします。

また、噴射機を使用するのは特定の季節のみとなることが多いです。そのため、使用し終わったらメンテナンスをして、次のシーズンに備えましょう。タンク内の薬剤は洗い流し、ポンプとホース内の水を抜き凍結防止をしておきます。長期間使用しない場合は、エンジンの燃料を抜き取り、ゴミが溜まっているようなら清掃しておくと安心です。

<まとめ>

動力噴射器は農薬や肥料散布に広く使われていますが、薬剤を使い室内で使用することもあります。これらは吸い込むと健康被害をもたらす恐れがあるため、使用する前に防護の準備をしましょう。また、正しい装着方法やメンテナンスの方法も覚えて、安全に使用してください。


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