定性ろ紙No.2
定性濾紙のなかでは、厚く、濾過速度の速い濾紙です。
沈殿物をよく保持し、精密さを必要とする定性分析において一般的に用いられる濾紙です。
JIS P 3801(ろ紙(化学分析用))に規定される2種に相当します。
用途一般定性分析、理化学実験、析出結晶分別、硫黄分析(石灰・コークス・木炭など)
寸法(Φmm)55
厚さ(mm)0.26
pH0~12
最高使用温度(℃)120
質量(g/m2)125
保留粒子径(μm)5
ろ水時間(s)80
吸水度(cm)8.0
破裂強さ(kPa)122
灰分含有率(%)0.1
内容量1箱(100枚)
注意
※ジメチルスルホキシドに耐性がありません。※ブフナー漏斗を使用して濾過する場合、漏斗の穴径や濾過の圧力によっては、濾紙に穴があくおそれがあります。そのような場合は、メッシュシートなどのサポートを敷いた上に濾紙をセットしてください。
※製法や原料に由来する製品の特性上、微量分析の結果に影響を与える恐れがあります。このため、濾液や捕捉物の微量分析を行う場合は、ブランク値の測定を行ってください。