FW-Sシリーズ・UPS
AC85~144Vという幅広い入力電圧に対応し、電圧変動などによるバックアップ動作を減少。
不要なバッテリ電力の消費を抑制すると共に、停電や瞬低発生時には無瞬断でバックアップに移行します。
入力電源の電圧や周波数に影響されることなく、ユーザ設定の電圧(100~120V)・周波数(50/60Hz)で出力することができます。
またUPS起動時に出力電圧を徐々に上げながら負荷に印加することで、突入電流の抑制が可能です。
※UPS設定ソフト「UPSSET」で簡単に設定できます。
入力電源からの高調波、サージ・ノイズ等を含む乱れた電圧波形を、クリーンな正弦波にします。
FW-S10(C)-0.7K、1.0K、1.5Kは商用起動に、その他容量帯や耐環境仕様品は商用・バッテリ起動双方に対応。
バッテリ寿命や、商用電源有無に左右されることなくUPSを起動できます。
【商用起動】
バッテリが容量低下・劣化している状態でも商用給電がある場合は起動できます。
【バッテリ起動】
商用電源が無い場合でもバッテリにより給電し、停電時の非常電源に活用できます。
豊富な外部入出力信号によるUPS管理・負荷の状態監視が可能
UPSの運転状態(停電によるUPSのバックアップ・バイパス運転・警報など)を外部に信号出力します。
また、バッテリの容量が低下したときなどにも信号出力することで、UPSや負荷の管理に活用できます。
瞬低の警報と履歴機能を搭載していますので、別途UPS設定ソフトを用いることで、瞬低電圧の時間設定や読み出しが可能です。
操作パネルのボタン操作のみならず、外部からUPSに信号入力することで、運転状態の切替やブレーカと連動した動作が可能となり、効率的な運用を実現します。
【業界初のブレーカ連動機能】
ブレーカの警報スイッチ(AL)と補助スイッチ(AX)をUPSに接続することで「停電やブレーカトリップ時は電源供給を続ける」あるいは「ブレーカOFF時はUPSを停止する」といったブレーカに連動したUPS操作が可能です。
【リモートON/OFF】
盤面などからリモートスイッチの操作で、UPSの運転開始や停止が可能です。
【バイパス切換機能】
操作パネルのボタン操作だけでなく、外部信号によってもUPS運転状態からバイパス運転に切り換えることが可能です。
【UPSシャットダウン機能】
バックアップ運転時に入力するとUPSをシャットダウンできます。
※UPSの操作用スイッチは、セレクタスイッチ、押しボタンスイッチ、非常停止スイッチによる多様な操作が可能です。
【非常停止機能】
外部信号による非常時のUPS出力停止機能を搭載。SEMI規格の対応装置への組み込み用として最適です。