ワイヤーストリッパーのメンテナンス方法
電線の保護被覆を効率良くむくための専用工具です。

特長
電気工事の必需品です。元来は電工ナイフ1丁で行っていた電線の切断、外装、内装の皮むきを熟練工でなくても効率良く行える工具です。
メンテナンス
刃と刃を合わせた構造ですので使い続けると摩耗によってガタが発生することがあります。ガタが発生してしまうと刃が噛んでしまい、刃こぼれなどの原因になります。そこで定期的に支点となるセンターピンを調整することでガタの発生を防ぎ、長くお使いいただけます。
注意事項
- ・工具に記載されているサイズはAWG表記なのでsq(スケ)表示と間違えないよう注意してください。
- ・AWGはアメリカンワイヤゲージの略称で数字が小さくなるほど線径が太くなります。
- ・sqは導体の断面積でスクエアの略称です。0.5 0.75 1.0 1.25 1.5 などキリの良い数値が一般的です。
- ・この工具が対応している電線はVFF線のような芯線の周りにビニール被覆がされたシンプルな構造の電線です。
ワイヤストリッパー(ワンタッチタイプ)

特長
- 電線を刃部にくわえてレバーを握るだけのワンタッチで被膜がむけます。
- 電気製品の現地組立作業で、短時間で多量の電線の被膜を1回の操作できれいにはがせます。

- 加工する電線の種類を確認してください。
- 加工する電線のサイズを確認してください。AWG線、より線(mm2)、VA線など
・○○mm〜○○mmまでといった使用範囲
ココミテvol.2より転載