草刈り・除草用品の種類と選定ポイント
草や枝、縄などを切るための道具です。
特長
- 雑草や細い
灌木 を刈ったり、稲などの作物を収穫するのが主な用途です。 -
灌木 などを切るときは、木や枝をやや押してたわませながら切ると、切り口が鈍角になって踏んでも安全です。これが「タメ切り」です。
薄鎌(草刈鎌)

特長
- 庭の下草刈りなど、比較的柔らかい雑草を刈るのに適しています。柄は長いものでも40cm程度なので、片手で扱いやすくなっています。
- 硬めの草などに使うと刃欠けの原因になりますので注意してください。
中厚鎌(草刈鎌)

特長
- 夏の土手に群生するヨシやススキなど、やや太い草を刈るのに刃の厚みをもたせたものです。
木鎌

特長
- 小枝や雑木を刈るのに便利です。
- 力を入れやすいように柄が太くなっています。
縄切鎌

特長
- 刃がノコ刃になっていて、荷物の縄切りや、庭の草取に大変便利です。
鋸鎌

特長
- 稲刈り、草刈りなどに使われます。ノコ目が付いていますので引いて使います。
草取・草削鎌

特長
- 草取・草削などに使われます。
- 草を土ごと削り取ることができます。
長柄刈払鎌

特長
- 立ったまま、背の高い草を払い刈りすることができます。
- 長時間の作業でも比較的疲れません。
造林鎌

特長
- 立ったまま、雑木の混じる造林地などの草刈りに使われます。太めの灌木も切ることができます。
- 太めの
灌木 は、刃を垂直に立てるつもりで引くと楽に切ることができます。
雑草の刈り方について…

雑草をつかむ手は、必ず親指が下になるようにします。
親指を上にすると手を切りやすいので注意してください。

鎌は地面に対して平行に引きます。
ほんの少し遅らせて草を持つ手も手前に引くと楽に切れます。
- 刃の厚さと形状を確認してください。
- 柄の長さ(mm)を確認してください。
- 用途によって刃の厚さを使い分けるのが上手な鎌の使い方です。
・薄鎌…柔らかい草用
・中厚鎌…かたい草用
・木鎌…木刈用
ココミテvol.2より転載