完全新設計のシリンダーヘッドは燃焼室形状の最適化とフロントタイヤとのクリアランス確保を両立するため、バルブ駆動を直打式からフィンガーフォロアーロッカーアーム式へ変更。
デイトナDOHCの特徴であるコンパクトなヘッド形状はそのまま、バルブはさみ角をIN25°/EX26°から IN20°/EX21°まで挟角化しました。また、ポートはフローベンチを駆使し、流量と流速を極限まで煮 詰めたハイベロシティポートを採用。燃焼室はINバルブ径を旧DOHCのΦ21からΦ21.5まで大径化。 スパークプラグはΦ8を採用。Φ54セラミックコーティングシリンダー、WISECO製鍛造ピストンと、 54.5mmロングストローククランクとの組合せで、原付2種の排気量内で最大の124.8ccを実現。