ボックスレンチを使える場所で無い場所のトルク管理に使いましたが、ナットを口元まで入れることが出来なかったので正確なトルクでの締付けは出来なかったが目安にはなります。
今まではふつうのモンキーレンチを使っていましたが、握り部分が太くなり作業が楽になりました。また、トルク設定し作業しているので無駄な力を使わずに済んでいます。
5件の値を記憶させておけます、感でナットを締めていた時より安心感が有ります、特にオイルのドレンボルトはアルミワッシャーを潰すほどの過剰なトルクで締め付けていたのを改善できたのが良かったです。欠点としては長年使ってきてグリップのプラスチックが粘ついて作業手袋に黒く粘着するようになりました、パーツクリーナーで拭き取ればきれいになりますがまた粘着くようになるので材質の問題なのか保管の仕方なのかわかりませんが気になるところです。
モンキータイプなので、新冷媒に限らずR407Cなどの旧冷媒のフレア締め。各サービスバルブのキャップにもコレ一本で対応してくれる優れもの。
また首が折れるタイプとは異なるので、締まった感触を確かめつつのトルク加減の確認が出来る。
メモリー機能で頻度の高い値はセット出来、ボタン操作に慣れれば、その煩わしさもそれほど気にならない。
しかし、スパナタイプのトルクレンチ同様に、締められる方向がジョーに向かう一方向のみなので、冷媒管の状況次第では差し込み難い。若しくは、全く差し込めないという事態に落ち入る。
私の場合。その様な時には、フレアナットの面角度がデジラチェで噛める角度になる様所まで、ノーマルなフレアレンチで調整する。などして対応しているが、その様な状況下では、12角の接触面を持つラチェットタイプのトルクレンチの方が扱い易いのは確かである。
またデジタル機器なので、保管や運搬時を含めた取り扱いにも、他のタイプの製品以上の注意が必要となる。
私の場合、単機能の専用品を多数揃えメンテナンスするより、予算的に安上がりなのでこの製品を選んだ。