エンジンのメカニカル音が気になり使用してみました。空冷単気筒エンジンなので共振によるエンジンとは関係のないメーターやワイヤー、カウルなどが接触して音が鳴ることもあります。今回は聴診器で確認しているのでエンジン内部からの音です。タペットやタイミングチェーン意外です。オイルを入れた直後はほとんど変化有りませんでしたが油温が80度前後で明らかに変化し始めました。感覚としては油温80度ほどで100〜200kmほど走行しないとオイルの触媒の様な成分が働いて効果が発揮されないのかと思われます。つまり長距離でも油温があまり上がらない様な走り方の人や油温が上がっても短距離だと最大限の効果が発揮されないと思います。空冷車の場合、渋滞の無い高速道路を1時間走るより、信号のない田舎のワインディングロードを30分程走る方が効果が早く実感できると思います。ちなみにアイドリングで放置は全く意味がありません。
迷ったらこれですべて解決です。新車や高年式、低走行(つまり異音が発生していない)小排気量や多気筒のバイクで真冬に使用する場合はお勧めできません。粘度が高すぎます。異音が発生しているバイクならエンジンコンディショナーを使用してピストンやリングなどを清掃する努力を十分に行ってからだとさらに効果絶大です。(スラップ音)大概のものは治ります。タイミングチェーンのジャラジャラ音も裏技でエンジンOHせずにチェーンを張るなど努力をしてからだとさらに良いです。