「アーリージャイアントリーフ」という名の通り、生育期間が比較的短く、早く収穫できる早生タイプ。
そして、大きな葉っぱが特徴のほうれん草です。
ほうれん草は、寒さに強く、むしろ寒さにさらされることでおいしく育ちます。
比較的育てやすいので菜園ビギナーさんにもおススメです。
また、生育までに1〜2回間引きますが、間引き菜もベビーリーフとしておいしくいただけます。
やわらかいベビーリーフと、大葉のダイナミックな味の両方が楽しめる野菜です。
【効能】
”ポパイ”という漫画でポパイが食べるとグンと力が出る場面でも有名なほうれん草。
栄養たっぷりな野菜です。
ビタミン、鉄、カルシウムなどは、野菜の中でもトップクラス。
強い抗酸化作用のあるカロテン、貧血予防に役立つ鉄分、美肌効果が期待できるビタミンCなどが豊富に含まれています。
【楽しみ方】
卵とじ、おひたし、バターソテー、グラタンなど。
【栽培方法】
種まき:筋播きでタネを播いたら、土を1cm程度やさしくかぶせ、タネが流れていかないよう注意しながらたっぷり水やりします。
播種適期:2〜4月、9〜10月
場所:発芽してすぐは折れやすいので、雨にあてないよう注意しましょう。
発芽温度と生育適温は、15〜20℃で、冷涼な気候を好みます
。日当たりのよい場所を好みますが、日差しが強すぎると葉が黄色く焼けることがありますので、注意しましょう。
株間:種まきから3〜4日で発芽します
。葉が2〜3枚になったら、株間5〜8cm程度になるよう間引きします。
条間は15cm程度を確保します。
肥料:植え付けの1週間前に元肥を施しておきます。
最初の間引きが終わったら、追肥を行い、育ちが悪くなったら適宜与える程度でよいでしょう。
水やり:適度に与えます。
乾燥しすぎ、与え過ぎに気を付けましょう。
収穫:種まきから30〜50日が収穫開始の目安です。
株もとから引き抜いて収穫しましょう。
病害虫:アブラムシ類、ヤガ、メイガ、べと病。
栽培アドバイス:種まきの前日に、種を一昼夜水につけておくことで、発芽率がアップします。
ほうれん草は、暑さに弱いので、あまり種まき時期を早めないように注意しましょう。
酸性土には弱いので苦土石灰等で中和して育てるとよいでしょう。
【ヨーロッパ有機認証取得のオーガニックシード(有機種子)】
この種子は、世界の有機基準でも厳しいとされるヨーロッパ有機認証1を取得しています。
種子を育成、生産する過程においても、農薬や化学肥料を使用せず、環境への負荷をできる限り低減して生産されています。
農薬・化学肥料を使用していません。
採取後の種に消毒していません。
遺伝子組換を行っていません。
1:「EC-regulations No 834/2007およびNo 889/2008」
2:種の育成(生産)期間中。
3:一部の農薬を製剤化した微生物農薬等は生物的防除手段として使用が認められています。