アメリカで、ピザにさっとかける香辛料と言えば、これ。
オレガノです。
コショウに似たスパイシーな香りとミント系の香りが爽やかで、油っぽい料理もどんどん食べられちゃいます。
ひとくちに、【オレガノ】といっても、その種類や香り、風味の強さは様々。
というのも、オレガノの香りや風味は、栽培した気候、季節、壌成分の影響を受けやすいのです。
だから、栽培された環境によって香りや風味は様々。
また、何世紀にもわたって様々な民族がその刺激的な香りに魅了され、世界中で栽培してきたので、ほんのり甘いものからスパイシーで香りの強いものまで、バリエーション豊かな品種がうまれました。
【グリークオレガノ】は、生育旺盛で大変強い品種です。
葉の色は深い緑で、産毛が生えているのが特徴。
一般に、薬用としてはオレガノの中で最適と言われている品種です。
【効能】
消化作用・頭痛・生理痛・疲労回復など(ビタミンA・B1・C、ポリフェノール等が豊富)。
オレガノは太古の昔から薬用ハーブとして使用されてきました。
ヒポクラテスは、オレガノを胃や呼吸器の治療薬として、また消毒薬として使用していたそうです。
ギリシャでは、今日でものどの痛みの薬として使用しています。
伝統的なオーストリア医学では、消化管、胃腸管、呼吸器、神経系の不調の治療に内服(お茶)、 外用(軟膏)として使用されています。
オレガノは、フェノール酸とフラボノイドを多く含むため、高い抗酸化作用があります。また、食品中のリステリア菌への抗菌作用も認められています。
【楽しみ方】トマトソース・チーズに良く合います。
ピザの香りづけによく使われる香辛料です。
魚や肉の臭み消し、また香りづけに最適です。
ギリシャでは、レモンとオリーブオイルドレッシングのギリシャサラダの香りづけにもっともよく利用され、魚や肉のバーベキューや鍋料理と共にサーブされます。
メキシコでは、トウモロコシや肉の入った辛いトマトスープに、刻んだ生タマネギ、コリアンダーの葉とともに乾燥したオレガノをトッピング。
トルコ料理では、肉、とくに羊やヤギの香りづけに使用されます。
バーベキューやケバブ料理のレストランでは、パプリカ、塩、こしょうと共に、常にテーブルの上に置いてあるハーブです。
【ヨーロッパ有機認証取得のオーガニックシード(有機種子) 】
この種子は、世界の有機基準でも厳しいとされるヨーロッパ有機認証1を取得しています。
種子を育成、生産する過程においても、農薬や化学肥料を使用せず、環境への負荷をできる限り低減して生産されています。農薬・化学肥料を使用していません。採取後の種に消毒していません。
遺伝子組換を行っていません。
1:「EC-regulations No 834/2007およびNo 889/2008」
2:種の育成(生産)期間中。
3:一部の農薬を製剤化した微生物農薬等は生物的防除手段として使用が認められています。