レンズの中心をレーザビームに合わせるためのレンズの芯出し機構とフォーカス調整機構が備わったレンズホルダーです。口径の大きなレーザビームのコリメート調整や精密な位置決めが必要なレーザ集光に使うことができます。
干渉計の波面や集光スポットの強度分布などの調整で必要になる、レンズの傾斜調整機能が付いた5軸調整タイプ(ALHN-5RO)もあります。レンズのフォーカス調整はレバーでレンズ鏡筒を回転させることでレンズの位置を前後に動かすことができます。芯出し機構にはナット式のクランプが、フォーカス調整にはネジ式のクランプが備わっています。単レンズ以外に厚肉レンズや厚み28mm以内の組合せレンズチューブを固定することができます。M6タップが開いた定盤やブレッドボードに取り付けられるベースタイプもご用意しています。フォーカス調整機能がない芯出しレンズホルダー(LHCM)もご用意しています。Φ20mm以下のレンズ用の芯出し式レンズホルダー(LHCM)をご用意しています。※ホルダーの筒の中でレンズを固定する時、専用のスペーサー(2種)をご使用ください。※筒の長さは28mmあるので、ネジリングだけで固定しようとすると、たいへん時間がかかってしまいます。※また、スペーサーとレンズの位置を入替えることで、固定するレンズの位置を変えることができます。※レンズの焦点距離が長くなると、フォーカス調整の範囲が狭すぎて調整があまり効かなくります。※アリ式ステージや光学ベンチなどを併用してご使用ください。