10ページ目: ベアリング(軸受)

ステンレス軸受はNSK特殊環境用軸受スペーシアTMシリーズの基本製品で、主に高湿度環境用として最適です。お求め易くラインアップしました。軸受鋼より優れた耐食性。大気専用、グリース潤滑。保持器は高耐食性能、低騒音作動、長寿命化のため、ガラス繊維強化仕様。SUS440C相当材のため、磁性あり。高湿度環境等にての高耐食性能。化学溶剤に対する優れた抵抗力と安定性。SUJ2標準品に相当する低騒音作動、長寿命。

旋削形ニードルベアリングは、断面高さが小さく定格荷重の大きな軸受です。 外輪は安定した剛性を持ち、軽合金などのハウジングでも容易に使用できます。

アウターレースにポリアセタール樹脂、ボールとインナーレースにはスチールを使用したプラスチックベアリングです。

アンギュラ玉軸受は、非分離軸受で、玉と内輪・外輪との接触点を結ぶ直線がラジアル方向に対してある角度(接触角)をもっており、ラジアル荷重と、一方向のアキシアル荷重を負荷することができる。またラジアル荷重が作用するとアキシアル分力が生じるので一般に二個対向させて用いられる。

内輪は2列の軌道をもち、外輪の軌道は球面をなしている。球面の曲率中心は軸受中心と一致しているので、内輪、玉及び保持器は外輪に対して自由に傾くことができる。軸やハウジングの加工誤差や、取付不良などによって生じる軸心の狂いは、自動的に調整される。

耐摩耗性に優れた高荷重設計です。 外周部が鉄に比べ、騒音・振動吸収効果があります。

内輪に側板が固定された非分離形のベアリングです。外輪外径は球面加工を施してあるので偏荷重の緩和に役立ちます。

この軸受は、焼入硬化後精密仕上げし球面部にクロムめっきを施した球面内輪と外輪との間に、なじみ性のある特殊銅合金のブッシュがインサートされた耐磨耗性と剛性のある軸受です。

菱形の片側のみのフランジを持つ軸受箱であり、機械側面など垂直面で、スペースの小さい用途に適しています。機械本体への軸受箱の取付けは、3本のボルトによって行います。

アンギュラ玉軸受は、非分離軸受で、玉と内輪・外輪との接触点を結ぶ直線がラジアル方向に対してある角度(接触角)をもっており、ラジアル荷重と、一方向のアキシアル荷重を負荷することができる。またラジアル荷重が作用するとアキシアル分力が生じるので一般に二個対向させて用いられる。

オイレスピロー80は、オイレス♯80と強化プラスチックで構成された自動調心軸受で、無給油、軽量、防錆性に優れています。油膜形成の困難な箇所に簡単に取り付き、耐荷重性、耐摩耗性、速度特性にも優れています。

豊富な板厚バリエーションで、様々なすきま調整に対応。ベアリング調整など機械の組立時に便利です。

軽量形の軸受とプレス加工された鋼板製軸受箱を組み合わせた、軽荷重用の軽量なひしフランジ形ユニットです。 鋼板製丸フランジ形ユニットに比べ、取付けスペースが小さくなります。 機械本体への軸受箱の取付けは、2本のボルトによって行います

スラストベアリングは、精密加工された保持器ところを組み合わせた、小さなスペースで大きな負荷能力を持つ剛性の高い軸受です。

耐摩耗性に優れた高荷重設計です。 外周部が鉄に比べ、騒音・振動吸収効果があります。

アウターレースにポリアセタール樹脂、ボールとインナーレースにはスチールを使用したプラスチックベアリングです。

バンコランベアリングの標準タイプです。 仕分け・組立ライン等の大型搬送機構の分野に多用されています。 金属ベアリングに直接バンコランを接着させた形状です。

優れた耐食性のベアリングユニット用の交換玉軸受

スラスト軸受は、30°を超え、90°以下の接触角をもち、主としてアキシアル荷重を支持します。 一組の軌道盤(軸軌道盤とハイジング軌道盤)の間に玉があり接触角は普通90°です。一方向のアキシアル荷重のみ負荷でき、ラジアル荷重は負荷できません。また高速回転には不適当です

・単列深溝玉軸受は、転がり軸受の中でも最も代表的な形式です。・ラジアル荷重のほかに、両方向のアキシアル荷重を負荷することができます。・摩擦トルクが小さく、高速回転する箇所や低騒音、低振動が要求される用途に最も適しています。

錆びに強く、耐食性に優れています。

SB形軸受をさらに軽量化した小型の軸受です。 球状外径面の外輪と円筒穴の止めねじ付き広幅内輪をもつ、無給油式グリース密封形深溝玉軸受です。 軸との固定は、内輪に取り付けられた2個の止めねじによっておこないます。 SU-S6シリーズは、軸受材料にステンレス鋼を用いた耐水性・耐食性に優れた軸受です。ステンレスユニットに使用されます。

JISベアリングに取付ねじをかしめたタイプですので、ねじとベアリングの緩みがありません。

レース内径面にテフロンライナーを接着してあり、ボール球面とテフロンライナー面ですべり運動します。テフロンライナーは自己潤滑性をもつため、グリース等の潤滑剤は不要です。したがって、油分をきらうところや潤滑が困難または不可能な場所での使用に有効です。また、潤滑機構を必要としないためメンテナンスのコストを下げることにも有効です。テフロンタイプのスフェリカルは低速揺動下での使用に適しています。また、振動荷重下でも比較的良好な性能を発揮します。したがって、メタルタイプでは摩擦が大きすぎたり、焼付きや疲れ破損を起こしやすい、摺動面のフレッティングが問題になるといった場合にはテフロンタイプに交換することが有効な対策となります。