2ページ目: 分溜・分離・抽出・ろ過

遠心機を活用した限外ろ過デバイスです。抗原・抗体・酵素・核酸・タンパク質・ペプチド・コロイドの濃縮や精製など、多用途に使用できます。

一般的な定性ろ過分析に広く使われているろ紙グレードです。粒子保持能と流速は中程度です。

一般ろ過用。ろ過速度が速いため、粗大沈殿のろ過に適します。

吸引びんと吸引ろうと、それを接続する穴あきゴム栓(黒)をセットにしたものです。

気体(空気・CO₂)の濾過滅菌には、エアーロック(メンブレンの水漏れによる見かけ上の目づまり)を防止する疎水性PTFEメンブレンフィルターが適しています。 PTFEメンブレンを使用していますので有機溶剤の濾過滅菌にも使用できます。 未滅菌。 入口・出口径：ホースコネクター(1/4″～1/2″)、外径Φ5～13mm

精製セルロース長繊維で作られたミルクセディメントディスクは、乳製品の異物検査に使用されます。

レンズなどの表面の水分や、グリースを拭取る力は抜群です。表面がやわらかで、ガラス、石英、プラスチック製のレンズや光学機器の表面を傷をつけずに水分や油を確実に除去します。ケバだちにくく、またシリコンその他の添加剤は使用していません。

高純度のセルロース繊維を用いた均一な紙質で、吸収性に富んだ濾紙です。抗生物質の力価測定用として使用され、厚さ1.5mmと0.7mmの2種類があります。

厚さはGF/Aの3倍で湿潤強度がさらに高く、荷重容量がかなり高い濾紙です。微細な粒子を保持しつつ高い濾過速度をキープできます。微細粒子の懸濁物を高密度に含む液体の浄化や固体の定量を行う際に活躍します。 日本ではJIS K0102をはじめ、水中懸濁物質の測定などに使用されています。また、かなりの荷重容量が要求されるLSC法(液体シンチレーション測定法)にも用いられます。 結合剤フリー。

タンパク質吸着性が非常に低く、化学適合性(耐薬品性)が高いフィルタです。

金属との接液を嫌う薬液のろ過、腐食性溶液のろ過に適しています。 核酸・蛋白・酵素液などのろ過滅菌・除粒子など、生化学分野に使用します。

優れた粒子保持能をもつろ紙グレードです。同等の粒子保持能を有するメンブレンろ紙と比べ、流速が速く、荷重容量も大きいことが特長です。 米国環境庁EPAが定めたEPA Method TCLP 1311(毒性指標浸出法)にも使われています。

蛍光指示薬はF254を使用しています。カッターやハサミ等で容易に切断が可能です。お求めやすい価格で新登場!

NMR分析に適用しているスタンダードチューブです。

PTFEタイプメンブレンフィルターを組込んだ、ディスポーザブルフィルターユニットです。各種有機溶剤の少量濾過に適しています。 PTFEタイプメンブレンフィルターとポリプロピレン製ハウジングとを一体化したもので、耐薬品性があります。フィルターが疎水性のため、エアベントフィルターとしても使用できます。25JP、13JPタイプはオートクレーブ滅菌が可能です。

高廃液の水質汚染モニタリング、水溶液のろ過、藻類およびバクテリアの培養、食品分析、タンパク質ろ過、β線放射体によるラジオイムノアッセイなどに用いられます。 大気汚染モニタリングにおける、浮遊微小粒子の重量測定や排煙サンプリング、吸着法にも使われます。

PTFEメンブレンフィルタに親水性処理を施しています。水系・有機系溶剤共に使えるメンブレンフィルタです。

動作音45dB以下の静音タイプです。加速や停止を数秒で行います。フタを開けると自動停止する安全設計です。安全性の高いフタ機構を採用

サポートスクリーンタイプのフィルターホルダーに使います。 ・網目は100メッシュを2枚重ねして46°ずらした構造になっています。 ・フィルター(ろ紙)を上に載せて使用します。

一般目的に最も多く使われています。

分析試料中に存在する化学物質・ゲル状物質・粗沈殿物などの、ろ過・分離・検出に使用します。

吸引瓶、吸引ロート、ゴムアダプタのセットです。 吸引瓶にポンプ等をつないで吸引ろ過が行えます。

フィルターホルダーシリーズ用のファンネルです。各種容量およびフィルター適応サイズのラインアップがあります。

おもにソックスレー脂肪抽出器に使用される、セルロース繊維からなる円筒濾紙です。 油脂分は0.1%以下に抑えており、寸法も豊富に揃えています。 120℃以下での排ガスサンプリングにも使うことができます。

性質はNo.1に近く、紙面の凹凸をつけたクレープ状のろ紙。粘稠液のろ過や迅速ろ過用。

従来品に比べ、ウルトラスピードのサンプル処理。希釈タンパク質溶液の90%以上と高い回収率。バーチカルなデザインにより、各種ローターに対応可。最大初期サンプル容量-15mL(アミコンウルトラ-15)。最大遠心力-4000×g(スウィングバケットローター)。膜材質-低結合性再生セルロース・有効ろ過面積-7.6cm²。一般的な最終濃縮液量-200μL(アミコンウルトラ-15)

α-セルロース〔繊維素(セルロース)の中で、重合度の高い純粋なセルロース〕99%以上のセルロース繊維のみを原料としています。純粋なセルロース繊維を塩酸とフッ化水素酸で処理し、灰分の含有量を0.01%程度の低レベルにしているため、精度のよい定量分析ができます。分析試料中に存在する物質の種類および量の検出など、精密な定量分析のろ過に広く用いられています。

圧力損失と湿度影響について、作業環境測定における使用方法を考慮した特性となっています。

常に一定の透過力をもち、優れた透過性を示します。 透析の際の孔径は均一に50Åです(1Å=10-1nm)。 耐熱・耐寒性があり、蒸気滅菌も可能です。 内部に溶液を入れたサックはそのまま凍結させても破れません。 シームレスですから試料の量に応じて切って使えます。

水系/溶媒系共用のメンブレンフィルター。透明化できます。価格は、セルロース系の1/2、PTFE製の1/5。

水と有機溶剤の分離を目的とし、強いはっ水性を持つ濾紙です。 水相は保持し、有機溶剤は通過するので、従来使用されている分液漏斗に代わり、液相を分離できる濾紙です。 分析用濾紙と同じ方法で、円錐型漏斗に濾紙を置き、混合した二相の液を直接注ぎ込めば、簡単に分液が行なえます。 従来の分液漏斗に比べ、抽出に要する時間は短く、いままで分液漏斗では困難であった固形物の濾別も行なうことができます。 水よりも重い有機溶剤にも、使用可能です。 両相を攪拌混合し、漏斗にセットした濾紙に注ぎ込むことで、分離できます。分液漏斗のように、両相が二層に分かれるまで、持つ必要はありません。

任意のタイマーボタンを押してフタを閉じるだけでスタートし、設定時間になると自動的に止まります。 途中で止めたいときは、もう一度スタート時に押したタイマーボタンを押すと停止します。 回転の途中でカバーを開けると、強制ブレーキが作動する安全設計です。

ペーパークロマトグラフィーに広く使用されている製品です。 厚さは薄く、紫外線下での蛍光物質は認められません。

PTFEメンブレンを親水化処理しており、水系でも溶媒系でも使用できるメンブレンです。 PTFEメンブレン(フロリナートメンブレン)とほぼ同様の耐薬品性を有しており、ほとんどの有機溶媒や酸・アルカリの水溶液に使用できます。 溶液の濾過により透明となりますので、サンプリング後の顕微鏡観察に大変便利です。 吸着が少ないため、タンパク質溶液の除粒子にも適しています(タンパク吸着：4μg/cm²)。

幅5mm、長さ85mmのスティックの先端にクロール試験紙とpH試験紙を貼付しており、総残留塩素とpHが一度に測定可能です。試薬に含浸した試験紙と、水溶液中の残留塩素との酸化還元反応により、総残留塩素濃度が測定できる試験紙です。試験紙を浸した後ただちに、変色表と比較するだけで、ごく簡単に、誰でも容易に測定できます。pHも同時に測定可能です。携帯に便利で、どんな場所でも判定を行うことができます。試薬の調整を必要としないため、容器から取り出してすぐに使用できます。また、使用済みの試験紙は焼却が可能です。