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シャーシーブラックの種類と特長

シャーシーブラックには大きく分けて、落ちにくい「油性」のものと、「水性」のものがあります。では、この2つの種類にはそれぞれどのような特徴があって、どのように使い分けをしたら良いのでしょうか。詳しく解説してみたいと思います。

シャーシーブラックの「シャーシー」とはどこの部分のこと?

そもそもシャーシーブラックの「シャーシー」とは、一言で言うと自動車の「フレーム」に当たる部分のことです。主に自動車のボディとドア部分を除いた、人間でいうところの「骨格」に相当する部分で、いわゆる車の「足回り」のことを言います。よって、シャーシーブラックとは、その自動車の骨格となるシャーシー部分を塗装するために使用する黒い色のスプレー缶のことを意味しています。そもそも車のシャーシーは、外部にむき出しとなっているため、雨や泥、雪などをもろに受けることとなるため、傷みやすい傾向にあります。特に以下のような場所では、シャーシーが傷みやすいと言われています。

  • 1:海岸部など海沿いの場所
  • 岸部については、海からの塩害の影響で、自動車のシャーシーが錆び付きやすい傾向にあります。
  • 2:雪が降りやすい場所
  • 北海道をはじめとする雪国では、積もった雪を溶かすために塩化カルシウムなどの融雪剤が雪道にまかれます。これが自動車のシャーシー部分に付着すると、茶色く錆びてしまうことがあります。雪の場合は、海からの塩害よりもシャーシーに及ぼすダメージが大きいと言われています。

シャーシーブラックの特長

シャーシーブラックの特長
油性のシャーシーブラック

油性のシャーシーブラックは、水性のものに比べ塗装してからの乾燥が3〜10分程度と早く、外部からの衝撃にも強いという特徴があります。さらに、塗装した表面をしっかりと防御してくれる「防錆」としての機能があるため、海岸部や雪国のように、シャーシーが錆び付きやすい地域にお住まいの方については、油性のシャーシーブラックをお勧めします。ただし、油性の場合は一度塗装すると剥がれにくいため、塗装作業に慣れていない初心者が使用すると、ブレーキ回りやペアリングなどの可動部にも色がついてしまう恐れがありますので注意が必要です。まとめると、油性のシャーシーブラックは、防御性能は高いものの塗装の際の難易度が高いため、塗装作業に慣れている人向けと言えるでしょう。

油性のシャーシーブラック
水性のシャーシーブラック

これに対し水性の場合についても、基本的な機能としては油性と同じで、シャーシーの表面を塗装することで、保護被膜を表面に作り錆びや傷からシャーシーを守ってくれます。油性に比べると、乾燥するまでに時間がかかるという特徴があり、完全に乾燥するまでに15分以上じっくり渇かす必要があります。なお、水性の方が被膜が弱いため、耐久性こそ劣りますが、その分表面の光沢については水性の方がきれいに仕上がります。また、油性に比べて塗装ムラが出にくく、万が一失敗してもやり直すことができるため、初めてシャーシーを塗装する人については、水性のシャーシーブラックを使うことをお勧めします。

水性のシャーシーブラック

初心者はまず水性のシャーシーブラックから

シャーシーの塗装は、ディーラーや整備工場に依頼するとそれなりの工賃を請求されますが、このシャーシーブラックを使えば、初心者でも簡単かつきれいに塗装することができます。ただ、初心者がいきなり油性のシャーシーブラックで塗装するのは大変危険ですので、油性と水性の特徴をよく理解した上で、まずは水性のシャーシーブラックからチャレンジしてみると良いでしょう。なお、ボディ下部の全体をシャーシーブラックで塗装をする場合、スプレー缶でおよそ3本程度は準備しておくようにしましょう。


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