水平・下向きすみ肉用被覆アーク溶接棒
溶接ヒュームの発生量を低減した特殊系すみ肉溶接棒です。
水平及び下向すみ肉溶接でスラグはく離が極めて優れ、再アーク性が良く、等脚長の光沢ある美しいビード形状となります。
更に、軟吸湿タイプですので、通常の保管状態では再乾燥を省略することができます。
グラビディ溶接にも適しています。
用途造船、建築、橋梁、その他一般構造物の下向すみ肉及びすみ肉の溶接。
色(棒端)緋、(棒横)淡黄
タイプ特殊系
伸び(%)26
引張強度(MPa)490
吸収エネルギー(J)84(0℃)
内容量1箱(5kg×4箱)
注意
※被覆材が過度に吸湿すると、ヒューム量の増加、アンダカットの発生、ビードの不揃いなどの原因になるので、使用前に70~120℃で約60分乾燥してください。※鋼板の板厚や表面状態、運棒比などにより、適正電流が異なるので、づラグの動きを見て電流を調整してください。
※適正運棒比は、手溶接の場合は0.8~1.8、重力式溶接の場合は1.0~1.8の範囲です。