ミラーホルダーの枠を無くし、ホルダーの前面を全てミラーにしました。基板に熱膨張係数が小さいセラミックを高精度研磨しているので、きわめて高い面精度と温度安定性が得られます。YAGレーザの各種波長に使用できるラインナップを用意しています。ミラータイプは、高精度研磨したセラミックに誘電体多層膜をコーティングしているので、ガラスにコートされた誘電体多層膜ミラーとそん色ありません。極限までミラーの有効面積を拡大し、かつ、コンパクトなミラー調整機構を実現しました。温度変化によって反射波面が崩れることがないので、精密な光学系に最適です。この製品はコート後(ホルダーの状態)の面精度を保証しています。レーザ耐力が高く、ハイパワーレーザでも使用できます。この製品に関する特許は2011年11月に同社(株)が取得しています。ベースへの取り付け方法はMHGミラーホルダーと同様です。ポストスタンドPST-**(別売り)、ロッドRO-**(別売り)に取り付けが可能です。※誘電体多層膜は入射ビームの偏光状態により反射率波長特性が変わります。※P偏光はS偏光に比べて反射率が低く、反射帯域も狭くなります。※仕様の反射率は、P偏光とS偏光の反射率の平均値で表しています。※入射角度45°以外で使用した場合、反射率が低くなる可能性があります。※適応波長以外の波長で使用した場合、反射率が低くなる可能性があります。※面精度保証データは製品には添付されません。


