騒音計の種類と騒音レベルの目安
騒音計
騒音を測定する測定器です。
特長
機械や車・飛行機の騒音測定や、防音設備の性能試験に使用します。
普通騒音計
屋外・工場・事務所などの環境騒音測定を目的とした騒音計で、一般的な測定器です。
精密騒音計
様々な分野の騒音研究、あるいは評価を行うユーザーのあらゆる計測条件にも対応できることを目的として様々な機能を持った測定器です。
騒音の大きさの目安
騒音計の種類
- 1.普通騒音計・精密騒音計
- 最も一般的な騒音計で性能が規格などで定められています。精度が異なります。
- 2.精密計測用レベル計
- 幅広い測定周波数と測定レベル範囲を持ち、様々な音響計測に対応できます。
- 3.分析機能付騒音計
- 実時間分析機能、もしくはFFT機能を内蔵した携帯型騒音計です。
- 4.環境騒音観測装置
- 騒音規制法や環境基準に定められた方法でデータ処理を行います。騒音の測定と観測・監視に用いられます。
- 5.周波音レベル計
- G特性音圧レベルの測定と同時に1/3オクターブの実時間分析ができます。
- 6.騒音表示装置
- 街頭に設置して、その周辺の騒音レベルを電光掲示板に表示する装置です。
注意事項騒音計を手に持って測定する場合、測定者の体が音を妨げたり、反響させたりします。使用時には最低でも体から30cm以上離して使用してください。
- 計測範囲(dB)を確認してください。
- 普通騒音計か精密騒音計かを確認してください。
- 騒音測定以外の機能(周波数など)が必要かを確認してください。
ココミテvol.2より転載