アクチュエータの種類と特長
アクチュエータ(プッシュタイプ)
空気圧エネルギーを往復運動に置き換える装置です。

特長
- 空気圧エネルギーを往復運動に置き換えることで、ロボットの関節を動かしたり、ローラーコンベヤ上を流れてくる製品を押して方向を変えるなど、生産ラインの自動化などに利用されます。
押す(持ち上げる)力と引っ張る力を選ぶことができます。 - ワークの押し出し、引き込み、ハンドリング整列などのためのロングストロークタイプのシリンダです。
アクチュエータのバリエーション
アクチュエータ(ストッパタイプ)

特長
- 荷重の大きな、また形状の違ったワーク(搬送物)の定位置停止、多数のワーク(搬送物)のストレージなどに対応した堅牢タイプです。
アクチュエータ(リフトタイプ)

特長
- 強固で太いガイドロッドにより耐偏心荷重能力を充分に有しており、コンベヤ上での直交転換、位置決め、リフトとして十分に耐える設計です。
- 機種(シリーズ)を確認してください。
- チューブ(シリンダ)内径を確認してください。
- ロッドストローク(往復距離)を確認してください。
- 支持金具の種類(フート型やフランジ型やアイ型など)を確認してください。
- ロッド先端金具(T型、Y型)を確認してください。
- スイッチの有無を確認し、スイッチセットの場合、スイッチの種類と数を確認してください。
- その他:
・ロットナット付と指示されるケースがありますが、標準はロットナット付です。
・パッキン材質・ポート位置・クッション位置を指定する場合がありますので、注意してください。
(通常は特に指定されることはありません。)
ココミテvol.2より転載