プラスチック溶接機の種類と用途
プラスチック溶接機
プラスチックを溶接する機械です。

特長
- 電熱ヒーターとファンで発生させた熱風で、プラスチック母材と溶接棒の表面を溶かし、圧着する事で溶接します。
- 熱可塑性樹脂の溶接に使用できます。
PVC(塩ビ)、PP、PEなどのパイプや板材の溶接で溶接棒を
使用した作業に適しております。 - 二重絶縁仕様ですので、アース線の配線は不要です。
- CE規格品です。
溶接棒の種類(断面図)

溶接棒それぞれの用途

注意事項送風機の高性能を維持するため、吸気部に溜まったホコリなどは定期的に除去してください。
- 電圧(V)、出力(L/min)、温度(℃)を確認してください。
- 母材と同じ樹脂の溶接棒を選んでください。
- 溶接棒の形状(シングル棒・ダブル棒・トリプル棒)を確認し、用途に合ったノズルを選んでください。
主な溶接加工可能樹脂
PVC:塩化ビニール PP:ポリプロピレン PE:ポリエチレン PVDF:ポリフッ化ビニリデン
PTEE:ポチテトラフルオロエチレン(=デュポン社商標:テフロン) PC:ポリカーボネイト PS:ポリスチレン
ABS:アクリロニトリル ブタジエンスチレン共重合体
ココミテvol.2より転載