塩ビ管連結工具の特長と使い方
塩ビ管連結工具
給排水用の塩化ビニール管を継手に差し込む工具です。

特長
下水道工事で塩化ビニールの排水管を継手に接続する作業で、
人の力では挿入できない管も簡単に挿入することができます。
管の接合方式
- ①TS継手(接着式)
- パイプメーカー指定の
位置に標線を記入し、
受口、挿口に接着剤を
塗布してから挿入します。
挿入後は接着剤が固まるまで保持が必要です。
- ②RR継手(ゴム輪式)
- TS継手と同様に標線を
記入し、受口、挿口に
潤滑剤を塗布してから
挿入します。挿入後の保持は必要ありません。
※標線を入れていないパイプメーカーもあります。
使用方法(TS継手の場合)
給排水用の塩化ビニール管を継手に差し込む工具です。
- ①
- ハンドルと半月プレートを
持ち上げ、三日月プレートを管の横から差し込みます。
- ②
- ハンドルを図のように保ち、
片方の手で三日月プレートの下側を持ち、矢印の方へいっぱいに引き寄せます。
- ③
- ハンドルを矢印の方へ押します。
1回で圧入が完全にできない場合は
②③の操作を繰り返します。
- ④
- 差し込み、圧入後、接着剤により完全に
固定されるまでハンドルを押さえ、
保持します。
- 管のパイプ径(φ)を確認してください。
・適合パイプ…φ75、φ100、φ125、φ150、φ200 - 用途に合わせて接続サイズを選んでください。
ココミテvol.2より転載