手動油圧式パンチャーの種類と特長
パネル・ボックスなどあらゆる業種の鋼板の穴加工に使用します。

特長
- 小ロット生産に最適です。
- 完成品の修理や修正穴あけに最適です。
- 力を必要としません。
- 手元がしっかりと固定されているので、きれいな円・角型を作ります。
- ワークの締め付けや押さえを必要とせず、任意の位置に加工できます。
- 騒音や細かな切り粉が出ず、楽に加工ができます。
- ステンレス鋼に威力を発揮し、刃物の焼けや摩耗が少ないので耐久性が優れています。
- 小型・軽量で、ポンプ・シリンダが一体構造であるため、一人で作業可能です。
使用方法

- ドリル管で小さな穴をあけます。
- 先にピストンシャフトを通します。
- 先端刃を締めます。
手動油圧パンチャー(自在タイプ)

特長
- 本体のヘッドが水平・垂直方向に放射状自在回転機構になっています。
手動油圧パンチャー(ホースタイプ)

特長
- 電設・管工事の穴加工に最適です。
- 分離しているので、狭い所や加工しにくい所でも簡単に作業できます。
- 電線管サイズに合わせた替刃寸法です。
使用頻度の高い替刃サイズを標準セットしています。
・薄鋼戦線管用
・厚鋼戦線管用
手動油圧パンチャー(ケガキ専用タイプ)

特長
- 電気制御ボックス、ケーブルダクトなどの下方修正に最適です。
- 刃物で打ち抜くことにより、早くきれいに仕上げることができます。また切り粉の飛散がないので、クリーンルーム内で作業しても、室内を汚すことがありません。
※ケガキとは…穴を修正すること。
ケガキ穴の種類

ねじ取り付け時の長穴加工や配電盤にスイッチ類を取り付けるための特殊穴加工などを追加するときに使用します。
- 穴サイズ(mm)を確認してください。
- 穴あけ可能な厚さ(mm)を確認してください。
- 修正する用途(穴径)により、刃物の取り替えが必要です。
ココミテvol.2より転載