鉄筋ベンダーの特長とメンテナンス方法
現場や工場において、鉄筋を曲げ加工する場合に使用します。

特長
電動の鉄筋ベンダーには、複数種類の鉄筋径に対応できるものがあり、その場合はローラーを付け替えて対応します。一般的に小R曲げを行う場合も考慮して、小R曲げ用のオプションが用意されている場合も多くあります。
鉄筋ベンダーについて(手動と電動で鉄筋を曲げ加工する)
- 曲げ加工するものをベンダーといい、鉄筋ベンダーは建築土木工事現場などで鉄筋の曲げ加工作業に使われるものです。
- <電動式>
曲げ角度をセットし、(ダイヤル/スライド式)スイッチを押すだけで、曲げ加工ができます。
径と硬度の表記について
鉄筋は主に、径を「D」で、硬さを「SD」で表記されます。主な「D」には、10、13、16、19、22、25、32、42、51とあり(D10=10mm、数字が大きくなる程、径が大きい)SDには、SD295、SD345、SD390、SD490と続きます。
(数字が大きくなる程硬くなります)
メンテナンス方法
曲げ加工をすると、鉄筋の表面から、鉄のカスが落ちますので、これを掃除しながら使うと長く使用できます。
- 手動式か電動式かを確認してください。
- 加工する鉄筋の径(D)・硬さ(SD)によって機械を選んでください。
ココミテvol.2より転載