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散水資材の組み合わせ方

庭の水撒きなどの際、散水資材の組み合わせ方を工夫すると利便性向上や水道代の節約が期待できます。また、劣化した資材を使い続けると水漏れが起きてしまうケースもあるため、こまめに点検し、交換することも大切です。
散水資材の組み合わせ方

水栓(蛇口)とは

蛇口とは液体を運ぶ管の出口またはその部分についている器具です。水道水に使われる水栓が一般的で、開閉や液体の流れや勢いを調整するための栓(バルブ)がついています。室内ではキッチンやバスルーム、洗面所、室外では庭やガレージに設置されているのが一般的です。

栓はつまみやレバーなどを用いて操作しますが、最近では赤外センサーによって手を差し出すことで自動的に開栓するものも見られます。また、蛇口の形状にも様々なものがあり、ガーデニングで使用される蛇口には、万能ホーム水栓、自在水栓、立水栓、カップリング水栓・散水栓などの種類があります。

蛇口ニップルとは

蛇口ニップルとは蛇口とホースをつなげる道具で、蛇口のつなぎ目(ニップル)に使われます。例えば、洗濯機の給水ホースと給水栓を接続するための道具も蛇口ニップルの一種です。蛇口の形状と口径サイズに合ったものを接続して、水漏れが起こらないようにする役割があります。

蛇口ニップルは水栓にネジで止めて使用しますが、ストッパー付きのタイプを選ぶのがおすすめです。これは、ネジの締め付けが甘いと水漏れの原因になってしまうからです。特に、屋外で設置した蛇口ニップルは気が付くと外れていることがあるため、最初の取り付けの際は注意しましょう。

ホースコネクタとは

蛇口と蛇口ニップル、ホースを接続する際、ホースが傷んで破けたり割れたりするのを防ぐのがホースコネクタです。物理的にホースが差し込めない蛇口でも、ホースコネクタを使えば無理なく接続でき、ホースへの負担を減らすことができます。ホースコネクタを使うと、短い距離のホースを接続して伸ばすことができます。ジョイント部分が回転するタイプは、ホースのねじれで水が止まってしまうことを防げる点も特徴です。

ホースジョイントとは

ホースジョイントとは、ホースとホースをつなげる器具です。複数のホースをつないで距離を伸ばせるので、蛇口から離れた場所に水を撒く場合に使います。また、三つ又タイプのホースジョイントの場合、複数人での水撒きでも活躍します。ホースジョイントの使い方は、ホースに差し込んで上部のカバーを締め付けるだけです。もしホースジョイントだけではホースと接続できない場合、ホースジョイントニップルを使用して接続して下さい。

ホースジョイントの選び方ですが、水撒き中にホースがねじれて水が止まってしまうことがありますが、ジョイント部分が回転するタイプを使えばそのようなトラブルは起きません。価格や耐久性で選ぶ場合、リーズナブルなプラスチック製または頑丈なステンレス製から選択するとよいでしょう。

散水ノズルとは

散水ノズルとは、ホースの水の出口部分に取り付ける器具です。ノズルを取り付けることで、垂直やフラット、ストレート、シャワー、ミストなど、様々な水を用途に合わせて使い分けられます。例えば、ガーデニングではシャワーやミスト、強力な水圧が必要な環境ではストレートなど、便利に散水することができます。

散水ノズルの中には、スイッチ一つで水の切り替えができるタイプや手元で水量を調整できるダイヤルが付いているタイプがあります。また、水を止めるストッパーが付いているタイプの散水ノズルを使えば、蛇口まで往復する必要がなくなるので水撒きの手間は少なくなります。

散水資材を上手に組み合わせて使うことで、蛇口から離れた場所や使用用途が異なる状況でも水撒きが容易にできるようになります。作業効率を上げるためにも、是非用途に合った散水資材を活用して下さい。