パルス幅100fs以下で超短パルスレーザでも使用できる波長分散が小さいレーザミラーです。波長分散、波長帯域、レーザ耐力を考慮して最適化した特殊な薄膜設計を行っています。
複数のミラーを反射することによって生じるパルス幅の広がりを抑える効果があります。スタンダードなFLM1、波長帯域の広いFLM2、レーザ耐力の高い ※ FLMHPの3タイプをご用意しています。フェムト秒時間分解分光装置の光学系やフェムト秒レーザを顕微鏡に導入する用途でご利用頂けます。コート後の面精度保証をしている面精度保証ミラー(HTFM)もご用意しています。※入射角度45度以外の角度で使用した場合、波長分散を補償できない可能性があります。※誘電体多層膜は入射ビームの偏光状態により反射率波長特性が変わります。※P偏光はS偏光に比べて反射率が低く、反射帯域も狭くなります。※仕様の反射率は、P偏光とS偏光の反射率の平均値で表しています。