可視光または赤外光の広い帯域で使用できる無偏光タイプのハーフミラーです。多波長レーザや可視光の偏光実験に使用できます。
誘電体多層膜と金属膜を組み合わせたハイブリット膜で、無偏光と広帯域の両方を実現しました。キューブタイプなので垂直にビームを入射すれば、出射光の光軸が平行移動することはありません。また、有効径と同じサイズのビームを入射しても、透過光や反射光が欠けたり、小さくなることはありません。直線偏光の偏光方位が変わっても、反射と透過の分岐比(1:1)は変わりません。※○印のプリズム側より光を入射してください。※反対側のプリズムから、光を入れた場合、反射率と反射率波長特性は異なってきます。※ハイブリッド膜は金属膜による若干の吸収(10%〜15%)があります。※よって、透過光と反射光を合わせても100%にはなりません。※入射光の位相差は、透過光、反射光で保存されません。※位相差に補償には波長板をご利用ください。※材料の屈折率とガラスの厚みの影響で、透過光や反射光で波長分散が発生します。※また、収束ビームや発散ビームを入射した場合は色収差や球面収差が生じることがあります。