2枚の水晶板を貼り合わせたゼロオーダーの波長板です。各種のレーザを使った偏光実験に使用できます。
ゼロオーダー波長板なので、温度変化や波長変化による位相差の変化は小さく、非常に安定しています。波長板には偏光方位を回転できる1/2波長板と直線偏光を円偏光に変換できる1/4波長板の2タイプがあります。2枚の素子はオプティカルコンタクトで貼り合せられ、表裏面には反射防止膜コートを施しているので、高い透過率が得られています。※適応波長以外の波長の光を入射させると、仕様通りの位相差になりません。※波長が1%ずれた場合、1/2波長板は1.8度、1/4波長板は0.9度の位相差のずれを生じます。※枠の肉厚(6.3mm)は素子の仕様によって変わることがあります。※波長板枠のネジは触らないでください。※特性が悪くなったり、素子が脱落する可能性があります。※波長板枠に強い衝撃が加わると、オプティカルコンタクトが剥がれ、透過率が下がる可能性があります。