鏡で2回反射させることで、鏡対称の反射像を物体と同じ正立の像に変換します。カメラがデジタル化する前は、像が鏡対称にならないように、ペンタプリズムを使って物体からの光線を直角に曲げていました。レーザ墨出し器の直角基準としても使われています。
プリズムへの入射角度が変わっても、入射光線に対し常に90度で出射します。2枚のミラーを使う場合よりも、プリズムの内部反射を使う方が、角度のズレが発生せず、全体をコンパクトにできます。※黒塗りは溶剤で拭くと、溶けてとれる可能性があります。※Alコートによるプリズム内面反射は、1面で12%、2面で23%程度の反射率損失があります。※入出射効率は、77%程度になります。