粗ろ過(デプスフィルター/ろ紙) :「硫酸」の検索結果
粗ろ過(デプスフィルター・ろ紙)とは、水処理施設へ流れてくるゴミや異物の侵入を防ぐために設置されるための前処理方法を統一して呼ぶ名称です。一般定性分析をはじめ、水質・大気汚染の分析や土壌試験、放射性粉塵濃度測定、金属鉱山・工場・精錬所の粉塵濃度測定などさまざまな環境で利用されます。ろ過速度が比較的速いことはもちろんですが、沈殿物の保持性が高いため、短時間で効率のよいろ過をすることができます。素材は、一般的なαセルロース製をはじめ、硼珪酸塩ガラス繊維製、四フッ化エチレン樹脂(PTFE)製などがあります。
関連キーワード
商品豆知識
微細な沈殿物のろ過に適しています。JIS P 3801〔ろ紙(化学分析用)〕に規定される5種Cに相当します。αセルロース(重合度の高い純粋なセルロース)を原料としています。塩酸とフッ化水素酸による処理を行い、灰分の含有率を0.01%程度の低レベルにしているため、制度のよい定量分析ができます。定性濾紙は、本来、分析試料中に存在する物質の検出に使われますが、安価で寸法も豊富にあり、研究室や生産現場で、幅広い目的に利用されています。
適合ロートは目安です。
用途微細な沈殿物(硫酸ストロンチウム、硫酸バリウム、クロム酸水銀など)のろ過。細菌試験のろ過
厚さ(mm)0.22
JIS規格JIS P 3801 5C種
最高使用温度(℃)120
質量(g/m2)118
使用pH範囲0~12
ろ水時間(s)570
吸水度(cm)6
破裂強さ(kPa)92
灰分0.01%
仕様1包装:100枚入り
粒子保持能(μm)1
紙質は硬く、強度あり。減圧、加圧にも使用できるろ紙です。No.2よりさらに細かい沈でん物(硫酸バリウムなど)用。
質量(g/m2)140
仕様1包装:100枚入り
厚さ(mm)0.25
ろ水時間(s)240
一般的な定性ろ過分析に広く使われているろ紙グレードです。粒子保持能と流速は中程度です。
用途溶液からの沈殿(不純物)除去(例:硫酸塩、シュウ酸カルシウム(加熱状態)、炭酸カルシウム)
農業分野:土壌分析、種子検査
食品分野:固形食材の分離、液体の抽出
定性分析の基礎学習
大気汚染モニタリング
粒子保持能(μm)11
対応商品国産ろ紙:No.1
厚さ(mm)0.18
JIS規格1種(JISP3801)相当
坪量(g/m2)88
灰分含有率(%)0.06
荷重容量中
ろ過速度中速(40s/100mL)
仕様JIS規格:1種、国産ろ紙相当品:No.1、粒子保持能(μm):11、厚さ(μm):0.18、灰分(%):0.06、重量(g/m2):87、初期ろ過速度(秒):40
グレード#1
『分溜・分離・抽出・ろ過』には他にこんなカテゴリがあります
科学研究・開発用品 の新着商品
申し訳ありません。通信エラーのため受信申し込みに失敗しました。お得なメールマガジンを受信するにはメールマガジンの登録方法をご覧ください。