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ブースターケーブルの選び方

もし、自動車がバッテリー上がりを起こしてしまった時を想定して、自動車には必ず積んでおきたいグッズがブースターケーブルです。ブースターケーブルはどれでも同じではなく、自動車の種類に応じて適用できるものとそうでないものがあります。この記事では、製品の特徴と正しい選び方を見てみましょう。

ブースターケーブルとは

ブースターケーブルは、バッテリーが上がってしまった自動車を他の車と接続し、電力を分けてもらうことでエンジン始動させるためのグッズです。

ブースターケーブルは、一般に+極側が赤、−極側が黒く塗色された2本1組の電線となっています。端部はワニ口クリップとなっており、これを故障車と救援車それぞれのバッテリー端子に適切に接続した上で救援車のエンジンを始動させることで、故障車側に電力を供給することが可能です。

ブースターケーブルの芯線の材質はCCA(銅覆アルミ線)、つまり中心の芯材がアルミニウムでできています。 芯材の周囲は銅が被覆している電線となっていますが、芯材に軽いアルミニウムを使用しているので、銅のみで構成された銅線に比べて重量は40%しかありません。さらに、銅の使用量を抑えることでコストダウンにも成功しています。

ブースターケーブル

ブースターケーブルの選び方

ブースターケーブルは様々なタイプがあり、目的に応じた商品を選ぶことが重要です。では、どのように選ぶ必要があるのかを見てみましょう。

許容電流値

ブースターケーブルの選び方において、最も重要なポイントは許容電流値です。自動車のエンジンを始動させるために最低限必要な電流値は、車種によってそれぞれ異なります。ブースターケーブルは、商品によって流すことが出来る最大電流が決まっているため、 車種が必要とする電流を流せるブースターケーブルを使用しなければ、エンジンを始動させることができません。車種ごとの電流値は以下の通りです。

  • 電流値50A以下…軽自動車や400CCまでのバイク
  • 電流値80A…2000CCまでの乗用車、バイク
  • 電流値100A…乗用車、ディーゼル車、2tトラック
  • 電流値120A以上…大型トラック、トレーラーなど

バッテリーが上がってしまった自動車が必要とする電流値よりも、ブースターケーブルの許容電流値が大きい場合は使用できます。しかし、反対にブースターケーブルの許容電流値が小さい場合は使用できません。 たとえば、普通乗用車の救援に120Aのブースターケーブルを使用することには問題ありませんが、50A以下のブースターケーブルを使用できないのです。

電流値の小さすぎるブースターケーブルを使用すると、最悪の場合、発火やショートなどの事故につながり、さらなる故障を招くこともあります。誤って電流許容値よりも小さいブースターケーブルを使わないように注意しましょう。

長さ

ブースターケーブルは一般的に3メートル〜5メートルの商品が多く売られています。故障車と救援車のバッテリー同士を十分に近づけられるような状況であれば、長さは3メートルでも事足りるはずです。

しかし、スペースに何らかの制限があって、故障車と救援車が離れた状態で救援しなければならない場合などは、3メートルでは不十分かもしれません。余裕をもって5m以上、もしくは最低でも車の全長以上の長さのブースターケーブルを選んでおくと、もしもの時に役に立ちます。

クリップの形状

ブースターケーブルの端部はワニ口クリップになっていますが、クリップの先端部でケーブルの金属がむき出しになっているタイプのものと、先までカバーで覆われているフルカバータイプのものとがあります。クリップの形状は見落としがちですが、意外と重要です。 ワニ口クリップの先端部に金属がむき出しになっていると、クリップがふいに車体などの他の金属部に接触してしまったときにショートを起こす場合があり、とても危険です。可能な限り、クリップがフルカバーとなっているタイプの商品を選びましょう。

品質

ブースターケーブルは頻繁に使用するものではなく、一度購入すれば使わないまま車内に何年も保管することになる場合が大半です。したがって、経年による品質劣化の少ない商品を選んでおくことをおすすめします。 価格重視で品質の良くないものを選んでしまうと、いざという時にすっかり被覆が劣化していて使用できないということも考えられるからです。

<まとめ>

ブースターケーブルは、バッテリートラブルの際に役に立ちます。許容電流値やケーブルの長さを考慮し、車種に合った適切なブースターケーブルを選択できるようにしましょう。また、購入した後も、劣化がないかどうか定期的にチェックし、いざという時に使えるように準備しておいて下さい。