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車内で家電製品を使用するには

インバーターが必要な理由

長距離のドライブや旅行の際には、車内で家電製品を使用できればより快適に過ごす事ができます。但し、車内で一般の家電製品を使うためには、一つの問題があります。車に搭載されているバッテリーの電気は「直流(DC)」であり、そのままでは家電製品を動かす事ができないのです。家電製品を動かすためには自宅のコンセントのように「交流(AC)」の電気に返還する必要があります。

そして、その直流から交流の変換に必要なのが「インバーター」なのです。

インバーターの選び方

インバーターを使って直流を交流に変換すれば、車内でも家電製品を使用する事が可能なのですが、インバーターにも種類があり、どれでも良いというわけではありません。インバーターが変換した交流の100Vの電流と自宅で使用している交流100Vの電流は、その波形が異なるのです。これについては後ほど解説します。

また、インバーターを選ぶ際には「消費電力」についてもよく確認する必要があります。例えば、自宅で電子レンジやドライヤーなどを使用し、ブレーカーが落ちたという経験がある方も多いかと思いますが、家電製品と一言で言っても、それぞれの家電を動かすために必要な消費電力量は異なります。

これはインバーターについても同じで、インバーターによって対応消費電力が異なっています。そのため、消費電力が大きい家電製品を車内で使用したい場合は、その消費電力に耐えられるインバーターを選ばなければならないのです。

インバーターを選ぶ際に注意すべき点は、交流の「波形」と「消費電力」です。よく覚えておきましょう。

正弦波と短形波の違いについて

家庭用のコンセントから流れている電流は、その波形が規則正しく波を打つという特徴があり、これを「正弦波」と言います。これに対し、インバーターを使って直流から交流に変換した電流の場合、正弦波のような規則正しい波形にはならないのです。これを「短形波」と言います。これは、インバーターが一定の絶対値を持つ電圧を作り出す事によります。意外とこれをご存知ない方が多いため、インバーターを取りつけても家電製品が動かない、といったトラブルが発生したりします。多くの家電製品は、この短形波の交流でも使用する事ができるのですが、一部の製品(薄型テレビ、電気ポット調光器など)については正弦波でなければ使えないため注意が必要です。

そのため、正弦波しか対応していない家電製品を使いたい場合は、必ず正弦波インバーターを選ぶ必要がありますので要注意です。とはいえ、使いたい家電製品がどちらの波形に対応しているか知らないケースも考えられます。その際は、正弦波インバーターを選んでおけば間違いないでしょう。

正弦波と短形波の違い

消費電力の目安について

車内で家電製品を使用する際には、その消費電力に注意が必要です。例えば、旅行によく持参するビデオカメラや携帯ゲーム機などは、比較的消費電力が少なく5~15W程度が目安となります。また、最近では車内で携帯電話を充電する人も多いと思いますが、これについてはおよそ15~20W程度が目安になります。これらについては、消費電力が少ないため、比較的どのインバーターを選んでも問題ないでしょう。

これに対し、電気ポットやドライヤーなどについては消費電力が700~1500Wと非常に多いため、車内で使用することはあまりお勧めできません。どうしても使用したい場合は、その消費電力に対応したインバーターを購入するようにしましょう。

このように、車内で家電製品を使用する際には、予め対応している波形と消費電力をよく確認しておく事が大切です。

消費電力の目安


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