ガス検知器の種類と特長
複合ガス検知器
大気中に漏洩している可燃性ガスまたは毒性ガスの有無、およびその濃度を測定する器具です。
あらゆる分野で酸素・可燃性ガス・硫化水素・一酸化炭素の4種を同時に測定、同時に表示します。
メタン・酸素・一酸化炭素・硫化水素
各種工場での日常点検、各種作業、現場での作業員の安全確保。タンク内、マンホール内、トンネルなど地下工事現場での作業前の安全確認、作業中の作業員の安全確保に。
可燃性ガス検知器
可燃性ガスの漏洩による爆発防止に適しています。
可燃性ガス、可燃性溶剤の蒸気
各種工場、タンク内、トンネルなど地下工事現場での日常点検・安全確保に。
燃焼排ガス検知器
バーナー、ボイラーの煙突部分で排出されるガスを分析するのに使用します。
酸素、一酸化炭素、可燃性ガス
フロンガス検知器
ガス漏れの量をLED表示で、漏れ箇所をアラーム音でお知らせします。
フロン(R12、R22、R134a、R507A、R404A、R407C、R410A、R500、R502、R507A、R600a)、HFO-1234yf、SF6
ガス漏れ警報装置設置基準抜粋
第2条(ガス漏れ警報設備の規格)
1号:検知器の規格→検知器はガス濃度が爆発下限界濃度の1/4以上で確実に作動し、1/200以下のときは作動しないものであること。また、信号を発する濃度のガスに接したとき、60秒以内に信号を発するものであること。2号:LPガス用検知器の規格、3号:中継器の規格、4号:受信機の規格
第3条(ガス漏れ警報設備の設置方法)
1号:検知器の設置方法→燃焼器から水平距離8m以内、検知器の下端は、天井面から30cm以内の位置に設置すること。空気より重いガスの場合は、水平距離4m以内、検知器の上端は、床面から30cm以内の位置、2号:中継器の設置方法、3号:受信機の設置方法、4号:警報装置の設置方法 5号:配線 6号:電源 7号:非常電源 8号:警報設備は、探知器および受信機の標準遅延時間の合計が60秒以内 9号:警報設備の表示 10号:警戒区域
- 計測したいガスの成分や、そのガスの濃度(計測範囲)によって分析計を選んでください。
- 分析計により、一つの成分(例えばCO/一酸化炭素のみ)を計測するものや、複数成分を一台で計測できるものがあるので注意してください。