熱風加工機の種類と特長
熱風加工機
高温の熱風で対象物を加熱し、加工や作業の前準備、後処理をする工業用ドライヤーです。
特長
- 機種により600°C位までの熱風が出ます。
(家庭用のドライヤーは140°C位) - 直火の使えない場所や、バーナーでは温度が高すぎる時に向いています。
- 温度調節機能のあるものとないものがあります。
タイプ別バリエーション
- 手持ちで使うタイプ(ガンタイプ)
- 据置で使うタイプ
- 設備に組み込むタイプ
注意事項
- ・使用後の冷却運転が必要です。(製品の寿命に影響します)
- ・爆発、引火性のある環境下では使用できません。
熱風加工機用アタッチメント
先端につけるアタッチメント(ノズル)もオプションで様々あります。
-
スプーンノズル
収縮チューブ加工 -
集中熱風ノズル
溶解・溶接に -
平形ノズル・シリコンゴムローラー
シートなどの溶着に -
スピードノズル
効率的に溶接をサポート
- 必要な温度(°C)を確認してください。
- 必要な風量(m3/min)を確認してください。
- 消費電力(W)を確認してください。
- 用途によっては専用のものがあります。(塩ビ溶接専用)
ココミテvol.2より転載