ねじゆるみ止め剤の種類と特長
嫌気性接着剤(ねじ部品用)
ねじのゆるみ止めや、はめ合い固定の接着剤です。

特長
- ねじの金属部品のすき間に入り、空気が遮断されると硬化、ゆるみ止め効果を発揮します。
- 硬化した樹脂は内外部からの水や油の浸入を防止し、優れた防錆効果を発揮します。
- 接着剤を使用することにより、ワッシャーなどの機械的ゆるみ止め部品が不要になります。
嫌気性接着剤(はめ合い用)

特長
- すき間はめによる固定を可能にし、組立作業の簡素化と精度緩和による機械加工費低減に貢献します。
- 工作機械やモーター、自動車などのベアリングやブッシュの接着に使用できます。
注意事項
取り外しをしたい場合は低強度、中強度グレードをご使用ください。また、永久固定を使用してどうしても取り外しをしたい場合はナットかボルトを局部的に加熱して取り外してください。(230°Cで5分)
取り外しをしたい場合は低強度、中強度グレードをご使用ください。また、永久固定を使用してどうしても取り外しをしたい場合はナットかボルトを局部的に加熱して取り外してください。(230°Cで5分)
- 用途に合わせてねじ用かはめ合い用かを選んでください。
- 接着には永久固定タイプと取り外し可能タイプ(低・中強度)があります。用途に合わせて選んでください。
- 接着後の状態にあったタイプを選んでください。(耐熱、耐油、耐薬など)
- 強度、色、容量(g)を確認してください。
- 金属用なので、樹脂・ゴムには使用しないでください。
ココミテvol.2より転載