掛矢の特長
掛矢
杭打ちや棟上げ、防災用に使用するハンマーです。

特長
- 木製もしくはプラスチック製の杭を打ち込むためや、
一戸建の棟上げ、家屋解体作業などに使用します。
また、鉄製のハンマーでは傷ついたり割れたりする所に使用します。
頭部は通常樫でできており、材質は硬く粘りがあり強度や耐久性に優れています。 - 防災用であれば、金輪付の掛矢が一般的です。木製の掛矢は膨張を防ぐために金輪の付いたものがあります。
※防災用とは…災害時の備蓄品として、建物が倒れて解体
する際や、立ち入り禁止のスペースを作る杭を打つためなどに使われます。
頭部の形状

八角と丸型の2種類があり、丸型には金輪の付いたものがあります。打ちつける面は胴径と呼ばれ、種類は105mm・120mm・135mm・150mmがあります。
※八角・丸型で用途に違いはありませんが、中国地方では丸型が好まれるなど
地域性があります。
頭部について
湿気を吸ったりして割れなどが生じることがあります。それを防ぐために頭部にはロウが塗ってあります。
- 胴径×柄の長さ(mm)を確認してください。
- 頭部の形状を確認してください。(八角・丸型・金輪付)
ココミテvol.2より転載